コルポ建築設計事務所

BLOG

太陽光の利用方法

太陽光
 
太陽の光のエネルギーを熱に換えたり、電気に換えたりする技術が発達し、太陽熱温水器と太陽光発電が登場しました。再生可能エネルギーの重要性が説かれ始め、どんどん普及している現状です。そんな中、どうも太陽光発電は順調に普及していますが、太陽熱温水器は普及しているとは、言いがたいような気がします。
 
エネルギーの変換効率を考えると、太陽熱が40%なのに対して、太陽光は10%程度です。効率から考えると、太陽熱に分があるようですが、なぜあまり普及していないのでしょうか。
 
そう思って僕が考えている理由があります。それは、普及したい、売りたい人たちがあまりいないということです。太陽光については、電気メーカー各社を始め、ハウスメーカーもこぞって太陽光パネルを載せた住宅を売りだしています。ところが太陽熱に関しては、メーカー数も限られていますし、ハウスメーカーでも載せた住宅はほとんどありません。その違いが普及率の違いにつながっているような気がしています。太陽熱が普及すると、給湯に要する灯油やガスの使用量が減ってしまうので、あまり積極的に普及したい人はいないのだと思います。
 
太陽光については、今後も買い取りに関するいろいろな条件が出てくることが予想されます。そうであれば、太陽熱温水器にして、太陽熱であたためられたお湯を使うほうが、太陽の光を直接感じれるのでよいと思うのですが、少数派なのでしょうか。断熱にも、コストパフォーマンスに見合った順序があるように、太陽光の利用にも順番があり、私は太陽熱、太陽光の順番でよいと考えています。
 

2015.01.25

大型郵便物対応ポスト

 
Qual 大型郵便物対応ポスト
 
家を考えるにあたって、ポストひとつ取り出してみても、いろんな製品があり、選ぶのも大変だったりします。上のポストは大型郵便物対応ポストということで、Amazonと共同で開発したポストなんです。だから、あの大きな過剰包装された商品たちも、楽々入ってしまうポストです。確かに、ポストに入らないために、チャイムを鳴らされた経験ありますからね。Amazonでの買い物が多い人は、このポストがよいかもしれません。
 
こちらが製品のホームページになります。壁付タイプの他にも、口金タイプがあったり、カラーバリエーションもあったりなので、ご覧になってみてください。
 

2015.01.24

「今、高断熱住宅は」テレビ放映のご案内

あらためて告知です。明日、24日(土)16時30分~「今、高断熱住宅は」ということで、新木造住宅技術研究協議会によるテレビ番組をYBCテレビにて放映いたします。
 
「しっかり断熱した住宅」がどんなものなのかな?と考えていらっしゃる方は、ぜひご覧になってみてください。そして、興味がわいた方は、次の週に市民セミナーもありますので、さらにそちらで理解を深めていただけると思います。
 

2015.01.23

気になる省エネ計算ソフト

 
省エネ計算ソフト
 
この温熱・省エネ統合計算ソフトが気になっています。Energy ZOOという名前のソフトで、上の7つの計算機能ににそれぞれ動物が割り当てられている計算ソフト。開発監修を手がけられたのは、株式会社暮らしエネルギー研究所の野池政宏さんです。
 
なにが気になっているかというと、7番目のパッシブシュミレーターという機能です。これは、どんな機能かといいますと、評価したい部屋を設定して温熱環境のシュミレーションができるんです。例えば、今後1,2部屋だけ断熱の改修をするようなリフォームが増えてくると思うのですが、そういう場合にその部屋の仕様を入力することで、そのエリアにおける年間暖冷房負荷、年間一次エネルギー消費量、年間光熱費、室温変化グラフ等が表示できるらしいんです。家全体をシュミレーションできるソフトはあるのですが、この部屋ごとというのが今までなかったので、今後はこういう機能が役に立つのではないかと考えています。体験版のようなものがあれば試してみたいのですが、残念ながらないようでした。
 
詳しくはこちらのホームページにかいてありますので、同じように気になった方は、ぜひご覧になってみてください。
 

2015.01.22

床下暖房とは

床暖房という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、床下暖房という言葉は聞いてことあるでしょうか。床暖房というのは、床の表面を直接あたためるので、ふれている部分はあたたかいのですが、そこからはずれてしまうとすぐに冷たく感じてしまいます。それに対して、床下暖房は、床下の空間をあたためて間接的に床をあたためながら、床下の暖気を室内にめぐらせることで家全体をあたためる方法です。絵であらわすと以下のようになります。
 
床下暖房
 
この方法は、前々回の方式でいくと対流式になります。対流式のデメリットであったのは、直接風が人に当たることで不快に感じるということでした。今は、エアコンが進化して、足元に風を吹いたりといろいろな機能があるようですが、この床下暖房ですと、風を床下に吹くことになるので、直接人に当たることはありません。対流式のデメリットがカバーされた方式になります。
 
また、前回の方法でいくと全館暖房になります。高い断熱性能をもつ住宅で計画することにより、快適な空間がエアコン1,2台で実現します。冷房の場合は、1階については風が吹く方向を床下から床上に変更することで対応が可能です。2階については、もう1台ぐらいエアコンをいれるか、床下に吹いた冷気をファンで2階に持っていくか等の方法が考えられます。
 
 
床下暖房
 
 
実際の取り付けたイメージ(伊礼さんによる床下暖房の例)。このように棚などに組み込みながら、目立たないように設置することになります。設計の際には、エアコンの位置なども考慮しながらプラン等を考えていくことになるので、計画の初期段階から検討する必要があります。これからの高い断熱性能を有する住宅は、このような暖房方式が主流になると思います。

2015.01.21