コルポ建築設計事務所

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生活クラブエナジーに切り替えました

2月に行われた山形自然エネルギーネットワークの勉強会で知った株式会社生活クラブエナジー。この度、無事電力を切り替えすることができました。まぁ、切り替えと言っても特にこちら側でするようなことはなく、ただ待っていただけですが。
切り替えた理由は、脱原発と自然エネルギー推進はもちろんなのですが、この時間ごとの使用状況がわかる仕組みを楽しみにしていました。WEBで簡単に見ることができます。
 

 
スマートメーターなので、こういう見える化も簡単なんでしょうね。ここまで、赤裸々に使用電力が出てくると当然この上がり方はなんだろう?と、考えることになり、それが自然と電気の節約につながっていくことになります。しばらくは、グラフを眺めて節電対策を考える楽しみを味わいたいと思います。
 
興味を持たれた方がいましたら、こちらからいろいろ読んでみてください。
 

2017.10.11

株式会社生活クラブエナジー


 
昨日は、山形自然エネルギーネットワークの勉強会に参加してきました。「電気は選べるようになりました!市民のための新しい電力会社」ということで、株式会社生活クラブエナジー代表取締役である半澤さんのレクチャーを受けて来ました。
 

 
とても中身の濃いお話が聞けて、非常に有意義な時間でした。僕なりに生活クラブエナジーに電力を切り替えてみたいと思いましたが、その最大の魅力は上の図にもあるように、「子どもたちに原発のない暮らしを手渡せるという希望がある」という部分だと感じました。国のエネルギー政策は、どうも原発の再稼働ありきの政策になっている部分が納得できません。ですので、自分たちのチカラで状況を変えていくしかないと思うのですが、そうした時にこういう電力会社があるというのは、とても心強いと思います。
 

 
また、上のダムの写真は東根市にある白水川ダムなんですが、生活クラブエナジーではここの水力発電による電気も提供しており、エネルギーの地産地消という観点からも切り替える意味があると感じました。さらに、遊佐町にも太陽光発電計画もあるようです。
 

 
節電と発電はイコールだ、というようなお話も出てきて、生活クラブエネルギーの7原則の最初の項目が省エネルギーを柱としていました。お話を聞きながら、エコ住宅は省エネ性能がとても高いので、太陽光発電などをしていなくても発電してることになるんだなとあらためて思いました。
 
電気の契約は東北電力から変えてないという人が、ほとんどだと思いますが、検討してみるのも良いかもしれません。生活クラブやまがたでは、電気だけの契約もできるようでした。僕も早速変えてみようと思います。
 

2017.02.26

住宅をつくるモノ

住宅のようなオフィスで働くべし
 
上の言葉は、建築知識ビルダーズの中の伊礼さんの言葉です。私も住宅をメインにやりたいと考えているので、やはりそういうものなんだろうかと、自問自答の日々を送っております。まぁ、私の場合は、住宅のようなオフィスではなく、住宅がオフィスになっておりますが。。。
 
住宅がオフィスになっていると、自分がどんな建物をつくっているのか、体感していただけるので、それが何よりお施主さまの判断材料になるのではないかと思っています。空間はやはり、経験しないと伝わらない部分が多々ありますので。
 
前の事務所を辞めてから、そろそろ2年になろうとしております。今日、はじめて、下の娘からどうしてパパは会社に行かなくなったの?と聞かれました。真面目に答えるべきかどうか、迷っていたら違う話になってしまいましたが、お父さんが家にいるって、やはり何か違うものを感じていたのでしょうね。
 
ちょっと、住宅がオフィスになっていることを考えた日でした。
 

2015.04.23

山形県の空き家率

都道府県別空き家率
最近になってにわかに人口減少に伴う問題や、住宅の空き家率の問題が話題にのぼってくるようになりました。それでちょっと気になって山形県の空き家率を調べてみました。上の表は、総務省統計局の「平成25年住宅・土地統計調査(速報集計)」による順位になります。
 
これによると、山形県の空き家率は下から3番目でした。調べておいてなんですが、正直、空き家率はもっと高いのかと思っていたのですが、まったく逆の結果になっていました。東京、神奈川、埼玉等は人口も多いので空き家率が低いのは想像できますが、意外にも宮城、山形、福島と東北の県も上位にあがっているんですね。これはどういうことなんでしょうか。ちょっと、僕はわからなかったので、専門の方の分析を聞いてみたいところです。
 
ですが、すでに1割の空き家が生じているのが現実です。この現状を考えてみると、すでに住宅の供給については満たされているために、もう建てなくても良いことになりそうです。しかし、古くなってしまい建て替える住宅もあれば、増築・リノベーションという考え方等いろいろな考え方があると思います。そこで、ひとつ重要な点は、今までの住宅よりも省エネルギー化したものを建てるということだと思います。これまでと同じような基準の建物であれば、新たに建てる意味は見いだせなくなってきています。新しく建てる建物がどんどん省エネルギー化していくということは、日本全体の使用エネルギーを減らすことになりますし、なによりそういう住宅はあたたかく快適なので、住む人の健康にとってよいことになります。家を考える立場として、そういうことも考えながら日々精進していければと思います。
 

2015.02.12

花小路

花小路 四郎兵衛
 
家人が毎月読んでいるZERO★23。今月は花小路特集。自然に私も毎月眺めることになるのですが、昔よくおじゃましていたお店が載っていて、懐かしいやら、うれしいやら、申し訳ないやらの感情が沸いてくるのでした。
 
社会人になると、お酒を飲む機会がいろいろ増え、大学生の時までのお酒の飲み方とは少し違った飲み方を、みなさんが経験されると思います。そんないろいろな経験の中から、自分に似合う、自分らしい飲み方がつくられていくのではないでしょうか。以前勤めていた事務所の先輩と飲みに行くときに、まず行くところがこのお店でした。その先輩と二人の時もあれば、他の先輩が混ざることもあったりだったのですが、その先輩と飲むお酒はとてもおいしく感じられました。自分もそんな風に飲んでいきたいと思っていたんだと思います。
 
申し訳ないやらの感情は、このお店に行けなくなってしまったから、沸いてくるのでした。その先輩が体の調子を崩し、あっという間に一緒に飲めなくなってしまってから、どうしても足が向かなかくなっていました。本当は、行かないといけなかったと今でも思っています。行けば、変わらず迎えてくれたはずなんですが、行けなかったんです。それで、申し訳ないという気持ちにまたなりました。
 
でも、この特集を読んで、そろそろ行きたいなという気持ちも湧いてきました。いろんな人のいろんな想いが花小路にはきっと溢れているんでしょうね。
 

2015.01.30