昨日は、白鷹町で行われた断熱リフォーム見学会に参加してきました。東北芸術工科大学三浦研究室と私もお世話になっている三浦建築さんが一緒にやられている断熱リフォームの現場です。
三浦建築三浦さんから最初に説明を聞いた後に、床下の施工状況や天井裏の施工状況を見せてもらいました。三浦先生は地域に断熱リフォームを広げていきたいという事で、地域の大工工務店さん達にも声を掛けられていて、気になっていることなどいろいろと質問が飛び交っていました。
私はというと、現場の職人さんが大変そうだなと感じましたが、こうすることで家がまた一段と暖かくなるを感じることができました。まだ施工途中なのですが、お施主さんも今までの家との違いを感じておられました。
これから寒い時期に入りますが、水廻りのリフォームなどに合わせて、ぜひ断熱リフォームも合わせてご検討いただければと思います。断熱リフォームが広がって、少しでもヒートショックによる被害が減少することを望みます。
「リノベーションの教科書」を購入。これからじっくり読んでおきたいと思います。こういう実務的な教科書は今までなかったと思うので、しっかり勉強しておきます。そして、この本も学芸出版社でした。最近、読みたいと思って読んでる本が学芸出版社なので、ちょっとビックリ。
あと、この年齢になっても教科書読めるって、ちょっと楽しいかも。
先週の土曜日にオープンハウスを迎えた「とおかまち住処」。前の事務所の先輩である金内勝彦設計工房さんが手がけたマンションのリノベーション。ちょうど、オープンハウスの日に都合が合わず、本日写真撮影をするとのことでしたので、お願いして見せてもらってきました。
クライアントの考えなども聞きながら見せていただき、たいへん有意義な時間を過ごさせていただきました。オイル塗りたての床は、クライアント自らが施工したとのこと、とても愛着のある空間になっているのが感じられました。また、現場にあったアラジンのストーブの奥深さをおしえていただいたりも。まだまだ、いろんな世界があるので勉強しないとですね。マンションのリノベーションも楽しそうだなと感じた日になりました。
本日、夕方からマルアールのプレトークイベントがあり、ちょっと参加してきました。ええと、まずマルアールについてはこちらに詳しく書いてありますので、ご覧になってみてください。
トークイベントはツクルバの中村真広さんによるお話からはじまり、芸工大の竹内さん、馬場さんと中村さんとの3人によるお話へと流れていきました。前半の中村さんのお話では、ツクルバの主要なサービスの説明をされていたのですが、そのサービスの中のcowcamoの説明の中で、これからの時代に向けて「住み継ぐ」ということが大切になるというお話をされていて、心に残りました。
「住み継ぐ」というと、どうしても世代間、親から子、子から孫へと住み継ぐというようなイメージがありましたが、そうでないイメージもあることが新鮮でした。その家やマンションなどを作った人の気持ちをストーリーとして紹介することにより、その想いのようなものを受け継いで住むことが、「住み継ぐ」ということに繋がっていくような仕掛けでした。これからは、壊して建てるということではない方向に行かなければという状況の中で、「住み継ぐ」という言葉がすごく前向きなプラスのイメージに聞こえてきました。
後半は、マルアールがこれから手掛けていく、会場にもなっていた「オハラビル」についての公開アイデア出し場のような雰囲気で、とても楽しかったです。マルアールの今後の活動にも、是非注目していきたいと思いました。