コルポ建築設計事務所

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気になる省エネ計算ソフト

 
省エネ計算ソフト
 
この温熱・省エネ統合計算ソフトが気になっています。Energy ZOOという名前のソフトで、上の7つの計算機能ににそれぞれ動物が割り当てられている計算ソフト。開発監修を手がけられたのは、株式会社暮らしエネルギー研究所の野池政宏さんです。
 
なにが気になっているかというと、7番目のパッシブシュミレーターという機能です。これは、どんな機能かといいますと、評価したい部屋を設定して温熱環境のシュミレーションができるんです。例えば、今後1,2部屋だけ断熱の改修をするようなリフォームが増えてくると思うのですが、そういう場合にその部屋の仕様を入力することで、そのエリアにおける年間暖冷房負荷、年間一次エネルギー消費量、年間光熱費、室温変化グラフ等が表示できるらしいんです。家全体をシュミレーションできるソフトはあるのですが、この部屋ごとというのが今までなかったので、今後はこういう機能が役に立つのではないかと考えています。体験版のようなものがあれば試してみたいのですが、残念ながらないようでした。
 
詳しくはこちらのホームページにかいてありますので、同じように気になった方は、ぜひご覧になってみてください。
 

2015.01.22

床下暖房とは

床暖房という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、床下暖房という言葉は聞いてことあるでしょうか。床暖房というのは、床の表面を直接あたためるので、ふれている部分はあたたかいのですが、そこからはずれてしまうとすぐに冷たく感じてしまいます。それに対して、床下暖房は、床下の空間をあたためて間接的に床をあたためながら、床下の暖気を室内にめぐらせることで家全体をあたためる方法です。絵であらわすと以下のようになります。
 
床下暖房
 
この方法は、前々回の方式でいくと対流式になります。対流式のデメリットであったのは、直接風が人に当たることで不快に感じるということでした。今は、エアコンが進化して、足元に風を吹いたりといろいろな機能があるようですが、この床下暖房ですと、風を床下に吹くことになるので、直接人に当たることはありません。対流式のデメリットがカバーされた方式になります。
 
また、前回の方法でいくと全館暖房になります。高い断熱性能をもつ住宅で計画することにより、快適な空間がエアコン1,2台で実現します。冷房の場合は、1階については風が吹く方向を床下から床上に変更することで対応が可能です。2階については、もう1台ぐらいエアコンをいれるか、床下に吹いた冷気をファンで2階に持っていくか等の方法が考えられます。
 
 
床下暖房
 
 
実際の取り付けたイメージ(伊礼さんによる床下暖房の例)。このように棚などに組み込みながら、目立たないように設置することになります。設計の際には、エアコンの位置なども考慮しながらプラン等を考えていくことになるので、計画の初期段階から検討する必要があります。これからの高い断熱性能を有する住宅は、このような暖房方式が主流になると思います。

2015.01.21

個別冷暖房か全館冷暖房か

昨日に続き、冷暖房の話。家のどの範囲で冷暖房するのかということについて。
個別冷暖房
一般的には上の図のように、各部屋ごとを冷暖房するイメージかもしれません。ところがこの方法ですと、各部屋にエアコンを置かなければいけませんし、部屋以外の部分(廊下、トイレなど)については、エアコンが置かれないため、特に冬場はとても寒い空間になってしまいます。いわゆるヒートショックはこういう空間があるために起こってしまいます。
全館冷暖房
それに対して、家全体を均一に冷暖房しようというのが、全館冷暖房になります。このようにコントロールできれば、ヒートショックの原因となる空間も存在しないため、とても快適な空間になります。全館冷暖房というと、そんなことをしたら光熱費がすごいことになるのでは?とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
 
ですが、実際この全館冷暖房をやるには、高い断熱性能をもつ住宅で計画することになります。ですので、実際には6畳用のエアコンが1,2台で実現してしまいます。光熱費が大変になるどころか、光熱費が節約できる上に家の中の快適性も手に入れることができます。
 
そう考えてくると、これからは全館冷暖房で快適な家を増やすことが、省エネにもなるし、家計にもやさしいということになります。次回は、これまでの話を踏まえての床下暖房についての話。

2015.01.20

冷暖房の方法

今日は、冷暖房の方法について、あらためておさらいをしてみたいと思います。そもそもどんな方法があるのでしょうか。
暖冷房方式 対流式
まずは、対流式といわれる方法です。現在、ほとんどの冷暖房がこれではないでしょうか。エアコン、ファンヒーター、ストーブなどがこれにあたります。メリットとしては、急速に冷暖房できること。デメリットとしては、温風や冷風が直接風に当たるので、それにより不快に感じる場合があります。
暖冷房方式 伝導式
続いては、伝導式です。床暖房やホットカーペットがこれになります。メリットとしては、風が直接当たることがないので、そういう不快さはなくなります。ただし、部屋全体をあたためようとすると、時間がかかってしまうことがデメリットです。
暖冷房方式 輻射式
最後は、輻射式。パネルヒーターやオイルヒーターがこれになります。あたたかい面やつめたい面からの放射熱を体に伝える方法です。空気を介さないので、体にやさしい冷暖房となっているのがメリットです。そして、デメリットは、こちらも対流式にくらべると、部屋全体があたたまるまでの時間が必要になることと、イニシャルコストが他の方式よりも割高になることです。
 
通常は、上記の方式のいずれかの方法で冷暖房することになります。エアコンが圧倒的に多く、その進化もめざましいので、一般的な住宅では冷暖房にまずエアコンということになっているのが現状です。
 
次はどの範囲で冷暖房するのか?というお話です。

2015.01.19

窓の庇

YKKAP コンバイザー
 
この窓の庇もコロンコーポについていた庇です。庇は、雨除けにも日除にもなるので、軒が出ていない建物の場合はあるとよいですね。庇の裏側に黒い線が横にはしっているのが見えると思います。現場でみていて、これなんだろう?と思っていたので、帰ってきて調べてみたんです。
 
YKKAP すだれフック
 
それがこれでした。市販品のすだれが取付できるようなフックがオプションで設定されていたんです。どうせ庇をつけるのであれば、こういう一石二鳥的なアイテムのほうがうれしいですよね。夏よく見るようになった風景として、窓に掛けられているすだれ。しかも、そのすだれがキレイに掛けられているお家のほうが、どうも僕調べでは少ないように感じます。こういうフックがついていれば、すだれもキレイに掛けられるので、庇をつける場合はこういうのをお勧めしたいです。
 
YKKAPのコンバイザーという商品でした。リンクはこちらです。カラーバリエーションも、ブラウン・カームブラック・ピュアシルバー・マットステンT・ホワイトの5色から選べるので、どんな住宅にもあわせることができそうです。

2015.01.18