パナソニックのエコキュートには、太陽光発電の余剰電力を自家消費してお湯を沸かす機能を搭載している機種があるんですね。忘れないように自分用に書いておきます。太陽光発電を載せる場合はこういうのも検討したほうがよいかもしれません。
卒FITに向けた機能でもあるので、これから増えていくのかもしれません。
いったい、いつの話でしょうか?
最近ご相談された方から聞いた話です。
いまだに、家づくりに関わる方でそのようにおっしゃる方がいるそうです。
ちょっと私には衝撃的だったんですよね。
家づくりは、いまだにそういう世界なのかと。
すでにそういう家づくりの時代は終わっています。
そういう吹抜は私の自宅で体験できます(笑)
なんとかしたいと思いながら、あたたかい家づくりをしています。。。
上の写真は、芸工大の竹内先生が書かれた記事の抜粋になります。私も常日頃感じていることがあらためて書かれておりますので、時間がある時にぜひ読んでいただければと思います。こちらからどうぞ。
ビックリしたのはその記事に対するコメントが500件以上寄せられていて、みなさん各々いろんな意見を書き込んでいることでした。それを見ていて、家が暖かくなる仕組みというのは国語とか算数と同じように、みなさんが知っている必要があるんじゃないかと感じました。そうすれば間違った住宅を選ぶことも少なると思うのですが。
どの住宅会社選んでも最低限の性能はクリアしている社会が理想だと思いますが、現状そうなっていないんですよね。記事の中で、竹内先生は、温熱計算ができない工務店は、家を作る資格なしとまで言われてますが、私もそう考えるひとりです。
ふと思い立って、これまでに建てた住宅の外皮平均熱貫流率(UA値)の当事務所の平均を求めてみました。そうしたところ、0.3356という数値になりました。これは、下のやまがた健康住宅の基準で考えるとレベルⅡぐらいの数値になります。
もちろん、住宅ひとつひとつ計算するので、間取りや形状などによってさまざまではありますが、概ねこのぐらいの数値がでていることが自分でも確認できました。やまがた健康住宅のレベルⅡの断熱性能があれば、非常に快適な室内環境が実現できると思います。今後ともこの性能を基準にすすめていきたいと考えております。
HEAT20にG3のグレードが登場するようですね。上の写真はHEAT20の平成30年度報告会 活動報告2『新水準等の提案:戸建・共同住宅の水準、開口部の最適設計』からの抜粋になります。
この提案で行くと山形市の4地域のG3グレードはUA値が0.23になるようです。このUA値クリアするのは相当厳しいですね。でも、その下の段の数値がQ値になるのですが、これが1.01とありますので、Q値のほうは割とクリアしやすいと思います。暖冷房の設備の検討はQ値で行いますので、そんなにUA値にこだわる必要があるのかなというのが個人的な感想です。何事も程々が大事ではないかと。
UA値をいたずらに上げる前に、夏の日射を室内に入れないためのシェードやブラインドを設置するほうが、UA値をあげていくよりも快適さには貢献すると思います。暴力的な暑さを前に庇云々で抵抗できなくなってると今年は痛切に感じました。