カーポートのカタログをいろいろ見ていて見つけたソーラーカーポートという文字。ちまたに溢れるカーポートもソーラーパネルと一緒になると意味合いはだいぶ違ってくるなぁ。。。と考えておりました。電気自動車との相性も良さそうなのですが、私自身は見かけたことがなかったです。
こういうところに補助金を出したら、どんどん街中に増えそうな気がするのですがどうなのでしょうか。山形では冬の発電は望めないと思いますが、マイクログリッドの普及という意味では良さそうです。やはり、大きな揺れを感じるといろいろ考えますね。
壁の透湿防水シートといえば、タイベックシートを使っていましたが、まさかの廃盤。急いで購入してもらったりしていましたが、それも限度があるので、これからどうしようかと考えていました。タイベック シルバーだったらこちらのほうがよいかな。
自分用の忘備録として。
ようやく国の基準もHEAT20 G2/G3を断熱等級6・7に設定する方向で進みそうです。これで見るとわかりやすいですが、今の国の基準が等級4の省エネ基準というところになります。ZEHの基準はそれよりは少し高い基準ですが、今回設定される等級6・7に比べると低い性能になっています。
当事務所は、新たに設定される等級6(民間基準G2)を標準として計画しています。やまがた健康住宅ではレベル2。山形は雪国ですので、エネルギーの多くは暖房用に使うことになりますが、そのエネルギーをできるだけ少なくするためにも、断熱の性能をあげることは非常に有効です。そうして、一つの一つの住宅のエネルギーを減らすことでカーボンニュートラル、脱炭素社会へとつながっていくのではないでしょうか。
先日、山形自然エネルギーネットワークさんの勉強会に行ってきました。日本地下水開発(株)さんによるZEB棟見学と地中熱セミナーです。上の写真はZEB棟見学会の様子です。
ZEBとは、住宅で言われるZEHのビルディング版になります。Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。太陽光があったり、日射遮蔽の窓シャッターなどの設備などを利用しながらZEBを実現した建物を見学させていただきました。
これは、そのZEBの建物を実現している地下水を組み上げている井戸になります。地下水を利用した地中熱利用のシステムも説明いただき、山形でもこのような最先端な技術を用いてZEBを実現していることに感心してまいりました。
脱炭素へ向けて、住宅のみならずビルの省エネルギー化も必要な世の中になると思いますので、しっかりZEBも学んでいこうと感じました。
外壁に木を張ってグラスウールで付加断熱というのは、当事務所で割と使う方法ですが、その方法が大臣認定を取得していました。
同じ新住協の会員であるコスモホームの柿崎さんにおしえていただきました。いままではモイスだったり、ダイライトを使っていましたが、その必要がなくなるのはたいへんありがたいですね。情報ありがとうございます。
この認定番号は付加断熱をしないと使えないので、付加断熱の普及にもつながると思います。