僕は勉強不足で知らなかったのですが、先日、建築主の方より打合せ時におしえていただいたレンジフードです。聞いたその場では、洗えるレンジフードってすごいなぁと感じつつも、そういう機構的なものがすごく複雑で壊れないのだろうかと思いながら聞いていました。
後日、そのレンジフードを見るのも兼ねてショールームに行ってきましたが、どうも想像以上に複雑な機構ではない印象。ただ、お値段は普通のレンジフードと比較すると割高ですが、お掃除にかかる時間を考えたら、十分に元が取れる金額だと思いました。聞けば、クリナップとパナソニックの両社で共同開発したレンジフードとのことでした。それを、クリナップでは「洗エール」というネーミングで売り出しているようです。ちなみに、パナソニックでは「エコナビ搭載洗浄機能付フラット形レンジフード」という長い名前の記載になっておりました。これは、洗エールのほうが断然わかりやすいですよね。
便利になり過ぎて、機構が複雑になるものが多いなか、これはシンプルで負担を軽減できるものではないでしょうか。レンジフードを洗うのは、大掃除の恒例行事に家ではなっていますが、このレンジフードだと約10分で終了なんです。気になる部分がこんなに簡単に洗えるレンジフードがあるとわかれば、欲しいと願う奥様方は多いと思いますがいかがでしょう。ちゃんとお手入れサインというものでおしえてくれる機能もあって、至れり尽くせりのレンジフードでした。
先日、日本経済新聞の電子版に日本の住宅のアルミ製窓枠の比率が載ってました。忘れないように、書いておこうと思います。このグラフを見ると、日本だけがアルミ製の窓をダントツに採用してきたことがわかります。なぜか、異常なくらいアルミを使っていると思うのは、僕だけでしょうか。
日本は木の文化で、窓も昔は木製だったりしていたので、北欧並みに木製のサッシが普及してもいいのかなと思いましたが、現実は全然違いました。記事の中では、見栄えを気にする消費者が、樹脂窓の太い枠よりもアルミ枠のすっきりしたほうを好む傾向にあったという解説をしていました。が、こういう解説は全然的はずれだと思います。現在でも、窓の枠の太さを気にしている消費者がどれほどいるでしょうか。なにか、やはり、全然別の理由があったので、ここまで普及したんだと思います。僕にはそれがなにかはわかりませんが。。。
そして、記事では枠を細くした樹脂窓も登場して、普及のきっかけになると書かれていました。樹脂窓が普及してきた理由は、窓枠が細くなったからではありません。窓からより多くの熱の出入りがあるので、できるだけそれを減らしたいと考えるようになったからだと思います。それだけ、消費者の意識が変わってきたように私は感じました。このグラフを見た、お家を計画中の方は、是非自分の家に採用される窓が樹脂製になっているかどうか、確認されてみてはいかがでしょうか。
先日、お客様と打合せしていて、話題になったことがありました。ダイニングで焼肉や鍋物をした場合のにおいの話でした。わが家の場合は、ダイニングの吹抜を介して、すべての部屋に繋がっているので、ほっとくと、すべての部屋ににおいが充満してしまいます。ですから、それが嫌な場合は、扉を閉めたりもしていますが、まったくなくすということも、なかなか難しいので、もう割り切って戸を開けて換気しています。
そんなダイニングテーブルでの調理時に、気になる煙や油・においを真上で吸い取り、空気をきれいにしてくれる新発想のダイニング照明が上の写真のcookirayです。簡単にいうと、空気清浄機と照明器具が一緒になったような感じでしょうか。これがあると、においが広がらないとまではいかなくても、広がりにくくなるのだと思います。ただ、何事も経験してみないとわかりませんから、実際には使ってみるしかありませんが。
ダイニングで調理した時のにおいが気になる方は、お使いになってみてはいかがでしょう。メーカーも換気扇などでは有名な富士工業というメーカーなので、信頼感もあります。
なんと、パナソニックの最新のエアコンはスピーカーとLED照明もついてるってこと知ってました???もはや、エアコンとは呼べない機器のような気もしますが、どうしてこんなことになったのでしょう。どうやら、パナソニックの調査によると、1人暮らしやDINKSの30〜40代は、就寝前に音楽を聴いたり、あかりを暗くしたり、ストレッチやアロマなどでリラックスすることがわかったからなんだとか。調査して、わかったら、ここまでやってしまうんですね。。。ちょっと、考えたら、そんなことみんなしてると思うんですが。。。
しかも、スマートフォン用アプリ「おやすみナビ」とかで、寝返りすら感知して、快適な環境をつくり出すんだとか。なんでも、一緒になればいいということではないと思います。エアコンは、シンプルな機能が一番だと、私は考えますが、みなさんいかがでしょう?
一応、リンクを張っておきますので、ぜひご確認ください。
今年の3月より発売になるサーモスXのカタログから抜粋しました高性能ハイブリッド窓の説明文になります。LIXILからは、すでに高性能樹脂窓のエルスターXがすでに発売されているので、性能的にはそちらのほうが良い製品になります。ですが、予算的にはそうもいかない場合も考えながら、どのくらいの性能なのかカタログを見ていました。
そのカタログを見ていて、ちょっと???と思ったところがありました。それが四角で囲まれた日本のものづくりの原点の「ハイブリッド」の説明でした。一番右のガソリンと電気を利用したハイブリッドカーは納得できました。しかし、その左の2つがハイブリッドというイメージからはどうにもかけ離れているのではないかと。。。あん+ぱん=あんパンと、ラジオ+カセットデッキ=ラジカセなんですよね。ラジカセなんて、知らない世代もあると思うのですが、それを持ち出して「ハイブリッド」の説明はどうなのかと、どうしても突っ込みたくなりこれを書いている次第です。
なので、「ハイブリッド窓」と銘打ってるサーモスXは、「あんパンマド」と言っても差し支えないのではないでしょうか。まぁ、説明はともかく、値段と性能で使うか使わないか決めるのでいいんですけど。。。