

上の写真は、YKKAPの上吊り引戸形式のオープンルーバーです。断熱性能の高い住宅になってくると、夏の日射をどれだけ遮蔽できるかが重要になってきます。遮蔽することで、室内温度の上昇を抑え、エアコンなどの電気使用料の低減にとても効果を発揮します。予算が関係なければ、電動式の外付けプラインドなど便利で高価なものはありますが、そこまで付けることが出来ない場合は、こういう方法もありだと思います。
わが家では、夏の日射遮蔽をゴーヤに頼ってきましたが、朝夕の水遣りも大変だし(僕が当番)、泊まりに行こうものなら枯れてしまいそうですし、今年はどうしようか迷っているところでした。このルーバーを使えば外観のアクセントにもなりそうなので、ちょっと自分の家で試してみるのありかもしれません。

2月の初旬に完成見学会をさせていただいた「みはらしの家」の竣工写真をWORKSに追加いたしました。夫婦お二人の住宅になるのですが、寒い山形でも快適に過ごせるよう高性能なエコ住宅になっています。高断熱高気密の住宅は施工がとても大切ですが、施工は三浦建築さんにお願いし、性能を存分に発揮できる住宅となりました。
これからもお住まいとともに、末永くお付き合いさせて頂ければと思います。
写真:株式会社アカオニ 志鎌 康平
あの未曾有の出来事から5年。
その年に入学した長女は今年の4月から6年生になります。
たくさんの人がいろんなことを感じた出来事だったと思います。
その時、感じたことは今では自分のよりどころになり、ブレることのない考えへと成長しました。
世の中はそう簡単に変わらないということをあらためて感じましたが、自分のできることを、地道にやっていくことが大切なことも学びました。地道にやり続けることで、少しでも明るい未来につながればと思います。
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

この3人の対談本が発売になると知ってから、ずっと心待ちにしていました。好きになった順は、竹原さん、中村さん、伊礼さんという順番ですが、どの方の住宅も素朴さとらしさをもっており好きな建築家でした。まさか、こういう本が出るとは考えていなかったので、読み始めたら面白くてすぐ読み終えてしまいました。
特に印象的な言葉は、読み進めてすぐに書かれていた「住宅は町の宝物」という言葉です。住宅一つ一つが町をつくっているので、よく考えれば当たり前なのですが、どこに行っても美しい町並みに出会うことはあまりありません。むしろ、なんだここはという町並みばかりが目立ってしまいます。楽しく読み進めようとしたところで、この言葉に出会いちょっと背筋が伸びる感覚を感じてから、あらためて読み進めることになりました。
その後は、3人の建築に対する考え方の違いや共通するところなど、まさに3人3様を楽しみながら読み進めることができました。また、装丁も素朴で親しみやすい雰囲気で、とてもよかったです。これから、何回か繰り返して読む本になると思いましたので、興味がある方はぜひ手にとってみてください。

水野学さんの新刊を読んでみました。毎回、とてもわかりやすくて楽しく読めるのですが、今回も同様に楽しめました。「THE」という定番を目指した商品づくりについての方法論が書かれており、定番を作り出す過程がよく理解できました。
読んだ後、ふと住宅の定番って何だろう?と思いました。住宅は住む人の人数も違えば、好みもいろいろなので、なかなか定番という住宅づくりは難しいのかもしれません。昔なら、竪穴式住居が定番だったとかはあるかもしれませんが。
ですので、大きさや色・カタチ・素材などではないところで、定番が求められるのではないでしょうか。それは、たぶん家の性能ではないかと考えました。この地域では、この性能を最低確保することが定番といったことであれば、いろいろなカタチの住宅があっても定番としても存在できる、そういう風になっていくのだろうと思います。そして、今はその定番となる性能の差がとてもありすぎるんだと思います。
定番の性能はやはり次世代基準ではなく、もっと上の性能になるでしょう。定番の性能をめざして、家づくりをしていきたいですね。