

ってこんなに大きなさくらんぼがあるはずもないのですが、ちょうど、さくらんぼ畑の前の道路がさくらんぼのガードレールだったので、車を停めて写真に収めてきました。でっかいさくらんぼとちっちゃいさくらんぼ。
こういうご当地ガードレールみたいなものって、いろんなものがあるんでしょうか?ちょっと、街なかで探すものが増えて、楽しみが増えた感じです。見つけた際には、またご報告させていただきます!

住宅特集のコラム:私の失敗がとても楽しみというか、勉強になるというか、毎月真っ先に読んでいます。こういう、あまり他の人には知られたくない話が、一般の建築雑誌に載っているのがすごいなぁと思ってしまうのですが、著名な建築家の方々が駆け出しの頃、いろんな苦労をされてたのを知る良い機会になっています。
今月号は私の好きな建築家のひとり竹原義二さんでしたが、軒の出が必要なことはわかっていたけれども、デザインを優先することで、雨仕舞に苦労したお話が載っていました。この辺はとても悩むことなのですが、デザインを優先するあまりに機能性が損なうことがあってはならないと、僕も自分に言い聞かせるところです。
このコラムを読んで、著名な諸先輩方の経験を垣間見ることで、とても勇気づけられるというか、頑張っていこうという気になる人がたくさんいるのではないでしょうか。なので、このコラムは少し長いスパンで続いてくれるといいなぁと願っています。1年だけだと、12人の建築家しか登場できないですし。。。

先日、新建ハウジングに載っていたアンケート。ハイアス・アンド・カンパニーが実施した、2年以内に注文住宅購入を検討する20〜30代の309人を対象に「建築家と建てる家」に関する意識調査の結果です。これを見て、以前から漠然と考えていたことがはっきりしたように感じました。
上の4項目から8項目までの理由ですが、総じて面倒と書かれているのですが、これが今の住宅をとりまく状況を物語っているように感じられました。住宅というのは、一生にそう何度も建てられるものではありません。一生に一度という人のほうが多いと、私は思っております。その一生に一度の経験を面倒だと思っている人の多さに、とても驚きました。自分が建てた後に、ずっと過ごすであろう住宅を考えることが面倒だと思っている人がこれだけいるということなんですね。
その結果どうなっているかというと、ハウスメーカーや工務店などのベースが決まっているものを選んで購入している方が、大半に上る状況になっています。70.9%が「建築家と建てる家に憧れたことはある」と答えたものの、実際に「建築家」に依頼している方は12.0%なんだとか。自分がこれから住まう家を考えるのが面倒で、カタログから商品を選ぶかのように家を消費している方が大半なんですね。それは、新興住宅地を見ればわかりますが、本当にそういうカタログから出てきたようなお家ばかりになっています。
多くの人々があまりにも自分の生活を振り返ったり、どう暮らしたいかと考えずに、住宅を購入している状況だということではないでしょうか。私たちが家を設計する時は、いろいろな条件を考えながら設計します。ですが、これはプロとして当然のこと。ですが、依頼していただく住い手になる方にも、いろいろ聞いたり、考えていただいたり、そういうキャッチボールを経て、設計を進めることになります。ですので、上のアンケートで言っているような面倒なことが多くなることになります。ですが、それを面倒くさいと言われてしまうと、設計が進まないということになってしまいます。
なにか、漠然と住宅を計画している人が、あまりにも考えなくなってきてるのではないかと感じていましたが、このアンケート結果をみて実際にそういう世の中になっているんだと思いました。依頼の仕方がわからないというのも、面倒くさいの一種ではないかと感じています。長くなってしまったので、設計料については別の機会に。

このぐらい成長しますと誰かに何かをおしえてもらう機会というのは、めっきり減ってくるものですね。昨日は、一日新住協のQPEXの基礎勉強会でした。基礎計算勉強会でしたが、本当の基礎から普段わからなかったことなども聞けて、充実した一日となりました。
あらためて再認識したのは、大切なのはQ値(UA値)を小さくすることではなく、燃費(冷暖房エネルギー)を少なくするということ。少しでも住宅のエネルギーを削減していければ、お施主さんのためにもなりますし、ひいては地球環境のためにもなるんですよね。

音楽でいうジャケ買いではありませんが、本のタイトルだけ見て気になって買うということが少なくありません。そんな感じで購入していた「建築と不動産のあいだ」という本を読みました。そうやって購入すると、当たりハズレがどうしてもありますが、この本は当たりで、とても興味深く楽しんで読むことができました。
建物を建てるには、土地が必要なのは当たり前ですが、家づくりにおいては、その土地と建物が別々考えられているケースは多いような気がします。ですので、全体予算の半分以上を土地にかけてしまいましたが、残りの予算で家の設計をお願いしますというお話は結構あるのではないでしょうか。これまでの土地の資産価値が約束されていたような時代はそれでよかったかもしれません。しかし、今後の日本においては、高齢化が進み、空き家も増え、人口も減少していくことがわかっています。そういう世の中になった時に、これまでのように土地の資産価値がどのくらい担保されるのかどうかはわからない時代になってきました。
そういう時代だからこそ、実際に土地を見ながら、設計事務所と不動産屋さんが建て主さんに土地の資産価値や、どのくらいの建物が建ちそうなのかなどの建築的価値を説明でき、総合的に判断できることは重要になってくると思います。僕が建て主の立場になれば、そうやって総合的に価値がわかり、適正なバランスで金額を投資したいと考えます。この本を読んであらためて、その部分の大切さを認識することができました。
設計事務所の方や不動産屋さんのみならず、これから住宅や建物の建設を考える人が読んでも示唆に富む内容となっており、今後の流れもスムーズになるのではないでしょうか。