コルポ建築設計事務所

Technology

Netatmo ウェザーステーション


 
これなんだかわかりますか?分かる人はかなりマニアな方かもしれません。
これは、Netatmo ウェザーステーションといい、屋内用と屋外用の2つのモジュールで気温や湿度、CO2濃度を継続的に測定することができる機械です。
上の写真が屋内用のモジュールになります。シンプルなアルミの外装なので、家の中にあってもそんなに違和感がありません。
 

 
こちらが、屋外用のモジュールになります。これらは、自宅のWi-Fiに接続することで継続的に測定し、iPhoneなどの専用アプリで見ることも可能ですし、PCのブラウザから見ることもできます。
 

 
気温や湿度などはなかなか目に見えないので、なんとなくぼんやりした感じがしますが、このようなグラフで示されると急に説得力を持って訴えかけてきますね。上の段は外気温を示しており、下の段は室内の温度になります。上のデータは築11年が経過した我が家のデータです。上の外気温に引きづられて、室内の気温も同様に上下しているのが、見てすぐわかっていただけるのではないでしょうか。
 
もし、自分の家のデータがこのようなデータの方は、断熱材が入っていてもしっかり効いていなく、気密性能もそれほど高くないお家だということになります。わが家もそうです。。。
 
高性能な住宅はこんなに、外気温に引きづられない住宅になります。先日、霞城の家にお邪魔して、こちらの機械を置かせてもらいましたので、その違いもデータを見ることで理解していただけるようになると思います。ご協力いただきありがとうございます。
 

2017.03.24

高断熱住宅の普及に向けた提言(案)


 
本日、ビッグウイングで「省エネ住宅最前線」の公演会がありました。都合があり全部は聞けませんでしたが、その講演会の最後で山形県省エネ木造住宅推進協議会よりの提言(案)がありました。これから家を建てる予定の方は、ぜひ読んでいただければと思いご紹介させていただきます。
 

 
とても大切なことが要約してある良い提言だと感じましたが、特に以下の部分は大事なところだと思います。
 
・国の基準が最低基準であり、その基準を大きく超えていくことが必要なこと。
・国の基準には気密性能の基準がなくなったのですが、断熱性能と同様に気密性能が大切だということ。
 
提言については案ということでの紹介でしたので、これから提言としてまとめられ、山形県内に周知されていくものと思われます。一足先にご紹介させていただきましたが、これから住宅を考えている方はぜひ読んでみてください。PDFデータはこちらからどうぞ。

2017.02.01

スティーベル LT-50 Eco

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先日、気になっていたスティーベル LT-50 Ecoの実機を見せていただきました。ダクトレスの全熱交換型換気システムなので、ダクトスペースを気にせず使用でき、熱交換もできるのがとても良さそうだと感じていました。上の写真がその本体になります。
 
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製品自体はこのような構造になっていて、④の本体部分が上の写真になります。
 
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その本体についている黒いフィルターを取ると、見えてくるのが熱交換素子になります。
 
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裏側にも黒いフィルターがついているのですが、それを取るとファンがついています。
 
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実際は、上の構造図の⑥にあたるパイプが壁の中におさまっていて、④の本体がそのパイプの中に入ることになります。
 
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ですので取り出すときには、このようにワイヤーを引っ張りながら本体を引き出して、その後フィルターを外して洗うことになります。フィルターの掃除は3ヶ月1回程度、フィルター自体の交換は3年に1度が目安となっています。
 
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これがコントローラーです。2台にひとつこのコントローラーが必要になります。とてもシンプルなので、壁についていてもそんなに違和感はありません。
 
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問題はこちらでした。室内に取り付ける吸排気のグリルが、このような形状になっており、いくら熱交換で性能が良くなると言われても躊躇してしまうぐらいのインパクトがありました。
 
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上の写真は、LT-50という前の世代の型式になるのですが、なぜこのようなシンプルな形状にならなかったのかとよく言われるそうです。リモコンがシンプルなだけにそのアンバランスさが余計気になりました。
 
メーカーの方が来年の夏には一新されるとおっしゃっていたので、それでどのように変わるのか期待したいと思います。熱交換型の換気システムは導入すると、よりランニングコストを下げることができます。何十年も住んでいくことを考えると十分に採算のとれる製品なので、積極的にご提案させていただければと思います。ですが、インテリアとしての部分も見逃せないので、なかなか悩ましい部分でもあります。
 
スティーベルさんのページはこちらになります。
 

2016.12.27

暮らしが変わる!?省エネ住宅最前線

というタイトルでNHKの「サキどり」という番組があるようです。最新の高性能な省エネ住宅、エコハウス、Q1.0住宅など呼び方はいろいろありますが、関心のある方は是非ご覧になってみてください。私も忘れないよう録画予約しておきました。
 
nhk-syouene
 

2016.05.31

RAVPower社製折り畳み式ソーラーチャージャー購入

以前から、ずっと気になっていたソーラーチャージャーですが、なかなか購入に踏み切るきっかけもありませんでした。ですが、最近の地震の多発ぶりをみると、どこで揺れてもおかしくない状況なのかと思い始め、どのくらい使えるものなのか、検証すべく購入してみました。
 
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これは、折り畳んだ状態だとA4ほどの大きさになり、とてもコンパクトです。充電するときは、これを広げて充電します。広げるとこんなに大きくなります。
 
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今日届いたため、発電にはあいにくの曇り空でしたが、それでも発電はしているようでした。今後はこれで発電しつつ、バッテリーに充電して、そこからiphoneやら子供のゲーム機を充電してみようかと考えています。
 
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そして、同じ電気つながりで、電力自由化の本を買ってみました。震災直後は、送電網をなんとかしないといけないって話でしたが、時間が経ってしまえば電力自由化という緩いところに落ち着いた感はありますが、しっかり読んで勉強したいと思います。でも、これだけ、地震がある国で、原発はやっぱりなしだとあらためて思う今日このごろです。
 

2016.04.21