
いつもは建物の写真をお願いをしている志鎌さん。
今回は、娘の成人式の後撮りをお願いして撮っていただきました。

当然ですが、建物を撮る時とはまた違う感じで、こちらも撮影している様子を見ているのが楽しかったです。成人している子供を見ながら、成長を感じた時間でもありました。

後撮りにしたのは、早生まれなので、ちゃんと成人するのを待ってから、写真を撮ろうという流れでした。瞬間に撮る人のことを理解して、その人なりの表情を引き出している様子は、さすがでした。

次女が写真に撮られるのをひどく嫌うので、家族の写真は撮れないかと思ってましたが、次女のOKも出て、無事家族での撮影も。出来上がりが、とても楽しみです。
先日、タテッカーナで令和7年度やまがた省エネ健康住宅新築支援事業について、発表されておりました。主な変更点ですが、まずは補助金額が50万円に変更になり、募集戸数が280戸に増えておりました。昨年の70万円より少し減ってしまいましたが、今年からは国のGX志向型住宅の補助金160万円が増えてきているので、そちらとあわせると210万円の補助金が貰えるという年になります。これから住宅を考えられる方は、この両方の補助金をぜひ貰えるような住宅を計画されてください。

もうひとつ大きな変更点として、山形県内全域を同一の断熱性能基準値へ見直しがなされております。山形市などの4地域の地域区分に統一してやまがた健康住宅の普及を図るということのようです。ここで注意して欲しいのは、3地域にお住まいの方の住宅についてです。3地域に該当するのは以下の地域にお住まいの方々になります。
新庄市、長井市、尾花沢市、南陽市、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、鮭川村、戸沢村、高畠町、川西町、小国町、飯豊町
上記地域の方々については、やまがた健康住宅の認証を受けるには4地域の断熱性能でも大丈夫ですが、できれば3地域で必要な断熱性能を確保していただければと思います。もっとも、GX志向型の補助金を受けるとすると、建物の消費エネルギーを35%減らさないといけない要件がでてくるので、4地域の断熱性能ではなかなかクリアできないと思いますが。

以上、今年度大きく変わった変更点、2点の解説でした。
詳しく知りたい方は、お気軽にご連絡いただければと思います。

有名な椅子のひとつバルセロナチェアです。1929年のバルセロナ万国博覧会のために、ミースによってドイツ館、バルセロナ・パヴィリオンが設計され、バルセロナチェアーは、この時スペイン国王夫妻臨席の為に作られた椅子なんですね。
なんで突然バルセロナチェアなのかというと、こちらで星野源さんとゲームクリエーターの桜井政博さんが対談をしております。そのお二人が座っているのが、このバルセロナチェアでした。お二人共大好きなクリエーターで、バルセロナチェアに座っているところが、とてもカッコよかったので、ここに記録しておきます笑
対談はファンクラブに入っていない人も3月17日まで見れるようです。
今年から建築のビジュアライゼーションに力を入れようと学びはじてめています。建築のビジュアライゼーションっていう言葉は最近よく聞くようになってきて、いわゆる建築のパースとは何が違うのかなと思っていたのですが、現実感が圧倒的に増したものが建築のビジュアライゼーションといえるのではないでしょうか。
下の画像は、いままでの私が提案した際に提示していたパースです。スケッチアップでモデリングしたものを、スケッチアップ内部のレンダリングのような機能をつかって書き出したものになります。

一方、下の画像は、いま勉強中のTwinmotionというソフトでレンダリングして書き出したものになります。圧倒的に現実感が増してますよね。

3次元の空間というのは、なかなか伝わりづらい部分があるので、このぐらいの現実感があるとだいぶ想像しやすくなるのではないでしょうか。上のパースはどちらかというと、模型の延長線上にあるパースといった感じでつくっていたので、まったく別のものになるのも当然ですが。
使い方もさることながら、いろいろつくってみながら、なるべく手間をかけずにこういう画像でご提案できればなと考えております。何より職人さんにつくってもらう前に一回建てたような雰囲気ができあがるのが面白いです。こういうパースを求めている同業の方もいましたら、いろいろ制作してみたいので、ぜひお声がけください。
最近になって家のトイレのウォシュレットが出にくくなってきました。出にくくなったというのは、10~20回に一回ぐらいウォシュレットの棒が出てこなくなりだしたのです。自邸も完成してから20年ぐらいになるので、だんだんいろんなところが壊れてくるようになってきました。先日は、キッチンの水栓が故障したので、トイレもそろそろなのかと考えていましたが、ふと、うちのトイレはタンクレスのトイレなので、便器も便座も全部交換になるんだと思い出しました。
タンクレスのトイレは見た目はデザインもスッキリしており、とても魅力的だったので、当時選んだ記憶があるのですが、のちにメンテナンスのときは全部交換になるということを知ったのでした。そして、いざ、自分のトイレの調子が悪くなってくると、タンクレスじゃなくてもよいのでは?と思えてきました。
トイレはリビングのように常に目につくものではないし、基本的な性能としては用を足せればよいので、タンクがあるなしは機能性に絡まない部分です。ただし、将来のメンテナンスを考えると壊れやすい便座の部分だけ交換可能というのは、とても魅力的に感じてきました。便器などはなにか物を落としたりして割らない限りは、相当長く使えるものだと思います。ウォシュレット部分が壊れただけで全部交換するというのも、もったいないように思えました。

そして、上の写真はTOTOの今のシリーズのタンクありのトイレになります。たぶん、20年前はこんなにコンパクトでスッキリした印象はなかったと思います。ですが、いまあらためて見てみると、タンクありでもこんなにシンプルな印象なので、タンクレスじゃなくてもいいなと感じました。いろいろなものが高騰し、住宅に関わるいろいろ材料や機材などは値上がりせざるをえない状況ですが、トイレをタンクありにするだけでも、予算を多少減らせると思います。将来のメンテナンス製を考えて、タンクありを選ぶということも考えてみてもいいのではないでしょうか?