コルポ建築設計事務所

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川内原発 再稼働

川内原発 再稼働
 
上の画像は、川内原発の画像です。全国の原発で再稼働に向けた手続きが最も進んでいる川内原子力発電所1号機では、今月7日から原子炉に核燃料を入れ始めると原子力規制委員会に報告したそうで、原子炉の起動は来月中旬に行う計画なんだとか。
 
2011年の3月11日以降、原発が再稼働するということは、まったく考えてなかったですけど、現実はそう甘くないということなのでしょうか。僕の考えている状況とは、まるっきり逆の方向に動いているような気がします。それでも、自分ができることはやろうと思いますが。
 
ただ、自分の立場としては、原発の再稼働には反対だし、エネルギーはもっと違う方法で解決すべきで、そうできると信じています。せっかく、ブログを書いているので、そんなことも書いておこうと思い書いています。
 

2015.07.04

巨大化したさくらんぼ?!

さくらんぼのガードレール
 
ってこんなに大きなさくらんぼがあるはずもないのですが、ちょうど、さくらんぼ畑の前の道路がさくらんぼのガードレールだったので、車を停めて写真に収めてきました。でっかいさくらんぼとちっちゃいさくらんぼ。
 
こういうご当地ガードレールみたいなものって、いろんなものがあるんでしょうか?ちょっと、街なかで探すものが増えて、楽しみが増えた感じです。見つけた際には、またご報告させていただきます!
 

2015.06.07

建築家と建てる家のイメージの先に見えるもの

建築家と一緒に建てる家 イメージ
 
先日、新建ハウジングに載っていたアンケート。ハイアス・アンド・カンパニーが実施した、2年以内に注文住宅購入を検討する20〜30代の309人を対象に「建築家と建てる家」に関する意識調査の結果です。これを見て、以前から漠然と考えていたことがはっきりしたように感じました。
 
上の4項目から8項目までの理由ですが、総じて面倒と書かれているのですが、これが今の住宅をとりまく状況を物語っているように感じられました。住宅というのは、一生にそう何度も建てられるものではありません。一生に一度という人のほうが多いと、私は思っております。その一生に一度の経験を面倒だと思っている人の多さに、とても驚きました。自分が建てた後に、ずっと過ごすであろう住宅を考えることが面倒だと思っている人がこれだけいるということなんですね。
 
その結果どうなっているかというと、ハウスメーカーや工務店などのベースが決まっているものを選んで購入している方が、大半に上る状況になっています。70.9%が「建築家と建てる家に憧れたことはある」と答えたものの、実際に「建築家」に依頼している方は12.0%なんだとか。自分がこれから住まう家を考えるのが面倒で、カタログから商品を選ぶかのように家を消費している方が大半なんですね。それは、新興住宅地を見ればわかりますが、本当にそういうカタログから出てきたようなお家ばかりになっています。
 
多くの人々があまりにも自分の生活を振り返ったり、どう暮らしたいかと考えずに、住宅を購入している状況だということではないでしょうか。私たちが家を設計する時は、いろいろな条件を考えながら設計します。ですが、これはプロとして当然のこと。ですが、依頼していただく住い手になる方にも、いろいろ聞いたり、考えていただいたり、そういうキャッチボールを経て、設計を進めることになります。ですので、上のアンケートで言っているような面倒なことが多くなることになります。ですが、それを面倒くさいと言われてしまうと、設計が進まないということになってしまいます。
 
なにか、漠然と住宅を計画している人が、あまりにも考えなくなってきてるのではないかと感じていましたが、このアンケート結果をみて実際にそういう世の中になっているんだと思いました。依頼の仕方がわからないというのも、面倒くさいの一種ではないかと感じています。長くなってしまったので、設計料については別の機会に。
 

2015.05.16

QPEX 3.32 基礎計算勉強会

QPEX 3.32 基礎計算勉強会
 
このぐらい成長しますと誰かに何かをおしえてもらう機会というのは、めっきり減ってくるものですね。昨日は、一日新住協のQPEXの基礎勉強会でした。基礎計算勉強会でしたが、本当の基礎から普段わからなかったことなども聞けて、充実した一日となりました。
 
あらためて再認識したのは、大切なのはQ値(UA値)を小さくすることではなく、燃費(冷暖房エネルギー)を少なくするということ。少しでも住宅のエネルギーを削減していければ、お施主さんのためにもなりますし、ひいては地球環境のためにもなるんですよね。
 

2015.05.14

「すくなめ」の練習

sukuname
 
昨日の今日のダーリンは「すくなめ」の練習が足りないというお話だったんです。それを読んで、とても共感したので、ここに書いております。
 
たくさんあれば、人は満足なのかもしれませんが、ちょっと足りないくらいの満足感は、たくさんの満足感とはまるで別の感覚で、最近僕はそちらのほうが心地よく感じています。
 
「すくなめ」は、身体や組織の機能を活かすことになるよ。って、最後に書いてありますが、設計もそうじゃないかと思いました。条件が不利な時こそ、いろいろ考えたり工夫したりします。そして、それを逆に活かすような名建築があるのは、まさにそういうことじゃないのかなぁ。
 

2015.03.27