コルポ建築設計事務所

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奥村昭雄さんの言葉

奥村昭雄 言葉
 
先日、購入した奥村昭雄さんの本に書いてあった言葉。
 
「エネルギー消費の少ない建物のほうが快適度が高くなる。エネルギーをザルみたいに使う建物は快適にはならない。」
 
この考え方が、OMソーラーへと続いていくことに。
 
すごいのは、これを奥村さんが担当していたNCRビルの設計をしていて思ったということ。NCRビルは1962年に竣工しているので、僕が生まれる前、53年前からそういう考え方をされていたということなんですよね。半世紀も前からそういう考え方があったことに、とても驚きましたし、とても共感します。
 

2015.03.19

問題解決ラボ

mondaikaiketu
 
先日、NHKでやっていたSWITCHインタビュー 達人達の「松井優征×佐藤オオキ」を見たのですが、それがなかなか楽しかったので、買ってみました。すぐ影響うけるタイプの人間なんですよね(汗)
 
デザイン目線で考えるということが、いろいろ綴られており、サクサクと読めました。いろんな視点でものごとを見ることのきっかけづくりが散りばめられていて、デザインとは直接関係のない仕事の人でも、考え方は役に立つ内容だと思います。本だけ読むのと違って、テレビでその人となりがわかってから読んでみると、書き手のイメージが出来てるのですんなり頭に入ってくる気がします。1回だけでなく、読み返すごとにいろんな発見がありそうな本なので、しばらく手元において眺めようかな。
 
松井優征さんによる漫画「暗殺教室」のほうも読んでみたいです。
 

2015.03.16

パッシブデザインとOMソーラー

パッシブデザインんとOMソーラー
 
OMソーラーの生みの親である奥村昭雄さんの著書がAmazonで400円ぐらいで売っているのを発見しました。早速、購入したので読んでみようと思います。発行年が1995年と少し古い本ですが、温熱環境などの基本的な考え方は時代が変わっても変わらないのと思うので。奥村昭雄さんは、山形にもゆかりがあり、金山町立金山中学校は、益子義弘さんと奥村昭雄さんの共同設計なんですね。雪が溶けたら、見に行こうかな。
 

2015.03.05

アルケミスト Anniversary Edition

 
Alchemist
 
先日、本屋さんで見つけた本です。装丁が変わっていて、何の本かな?と思いながら手にとったのですが、僕の大好きな本「アルケミスト」のAnniversary Editionでした。
 
半飼いの少年サンチャゴは、宝物がピラミッドに隠されているという夢のお告げを信じ、アンダルシアから砂漠を越えエジプトを目指す。彼はさまざまな出会いと前兆に導かれ困難な旅を続けていく。そしてある錬金術師との大いなる出会いを果たし、ようやくたどり着いたピラミッドで、彼を待ち受けていたものとは何なのか。
 
というような夢と冒険のお話です。
 
読後はなにか生きる勇気をもらったような気持ちになるので、いろいろと行き詰まった状況の時に読んで、勇気をもらっては頑張っていたような気がします。その本がきれいになってまた現れたので、見つけたときはちょっと嬉しくなりました。ちなみに僕が持っている装丁は下の写真のものになります。装丁から受ける印象って随分と違うものですね。本を人に贈ったことはあまりありませんが、送るならやはりAnniversary Editionのほうですよね。子供が読めるようになったら、本を贈ってみるのもいいかもしれません。
 
MyAlchemist
 

2015.02.27

通風トレーニング

通風トレーニング
 
南雄三さんによる通風のトレーニング本です。風通りのよい家というのは、家づくりの基本ですが、なかなか通風の勉強ができる専門書ってないんですよね。この本は、南雄三さんと一緒に通風について、はじめから少しずつ勉強していくような本になっており、通風が視覚的に説明されているので、とてもよく理解できる本でした。
 
本の内容は、風の正体、通風の目的といったことから、実践的な通風計画まで網羅されています。高断熱・高気密も大事ですが、こういう自然をうまく取り入れる手法も住宅を快適にするには、とても大切なところです。実は、風の流れはFlowDesignerというシミュレーションソフトを使うことでいろいろ検討できるのですが、高価なソフトなのでちょっと手がでないですが、こういう本で通風を学び設計に活かせればと思います。
 
興味がある方は、どなたでも楽しく読めると思いますので、ぜひ読んでみてください。
 

2015.02.19