

先日、APWフォーラム山形で日本エネルギーパス協会の今泉さんによる講演を聞く機会がありました。その内容が面白かったので、著書を購入して読んでいるところなんですが。

いきなりはじめから「建築業=省エネルギー産業」という文字が。とてもインパクトのある言葉だと思います。いままで全然そういう感覚なかったからでしょう。
これは住宅以外のビジネスだとごく当たり前なんですね。例えば、自動車メーカー各社は車の燃費を追求して、ガソリンコスト削減にしのぎを削っています。エコカーは本体価格は高くなりますが、乗った分の将来のガソリン代が安くなるから、トータルで見たらこっちのほうがよいかなと考えます。だから、エコカーは多少高くても多くの消費者に支持されている。そう考えると自動車産業は省エネルギー産業にすでに突入しています。
しかし、住宅については燃費で選ばれているような状況にはまだありません。しかし、将来的には家の燃費で選ばれる状況が当たり前になる、エコ住宅のほうがお得だから購入する人のほうが増えてくると思います。街中でプリウス(エコカー)を多く見かけるように、エコ住宅も多く見かけるようになるんでしょうね。

気になっていた本、読み終えました。
なんとなくそうなるだろうなぁと考えていたより、さらに悪い状況がたんたんと、しかしわかりやすく丁寧に書かれていました。新書なので専門でない方も気軽に読んでみてください。現実を突きつけられます。
山形市では市街化調整区域の規制緩和を条例改正により6月1日から施行します。この本にも調整区域の規制緩和をして、野放図に新築住宅や賃貸住宅がつくられたまちの例が書かれていました。そういう事例がありながら、なぜ山形市でこのような判断をしたのか、とても疑問に感じました。これから、まちはコンパクト化していかなければインフラの維持すらままならなくなる状況なんですけどね。このアナクロ感はなんだろう。

普段あまり小説は読まないのですが、先輩におすすめされた本。
水上勉「櫻守」です。
桜が咲く前に読んでおくと、今年の桜が違って見えるでしょう、と言われたので読んでから桜を見に行くのがとても楽しみです。

建築知識のネコバージョンとでも言うべき号を読んでみました。この号はすごい売れてるらしいですね。アマゾンでプレミア価格で売られていたりします。内容としては、いろんな猫の気持ちや猫寸法が載っていて、今までにない新鮮な気持ちで建築知識を読むことができました。猫大好きの次女も興味をもって、読みふけっていました。

そんな猫特集の建築知識にも書いてありました。温度変化の少ない家をつくるべきだと。そりゃ、人間が快適なんだから、猫だって快適じゃないはずはないですよね。めざすのは、そんな猫も人も気持ちよく暮らせる住宅。そういう家であれば、一人お留守番の猫でも、飼い主さんの負担は相当減るのではないでしょうか。