コルポ建築設計事務所

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建築と不動産のあいだ

建築と不動産のあいだ 学芸出版
 
音楽でいうジャケ買いではありませんが、本のタイトルだけ見て気になって買うということが少なくありません。そんな感じで購入していた「建築と不動産のあいだ」という本を読みました。そうやって購入すると、当たりハズレがどうしてもありますが、この本は当たりで、とても興味深く楽しんで読むことができました。
 
建物を建てるには、土地が必要なのは当たり前ですが、家づくりにおいては、その土地と建物が別々考えられているケースは多いような気がします。ですので、全体予算の半分以上を土地にかけてしまいましたが、残りの予算で家の設計をお願いしますというお話は結構あるのではないでしょうか。これまでの土地の資産価値が約束されていたような時代はそれでよかったかもしれません。しかし、今後の日本においては、高齢化が進み、空き家も増え、人口も減少していくことがわかっています。そういう世の中になった時に、これまでのように土地の資産価値がどのくらい担保されるのかどうかはわからない時代になってきました。
 
そういう時代だからこそ、実際に土地を見ながら、設計事務所と不動産屋さんが建て主さんに土地の資産価値や、どのくらいの建物が建ちそうなのかなどの建築的価値を説明でき、総合的に判断できることは重要になってくると思います。僕が建て主の立場になれば、そうやって総合的に価値がわかり、適正なバランスで金額を投資したいと考えます。この本を読んであらためて、その部分の大切さを認識することができました。
 
設計事務所の方や不動産屋さんのみならず、これから住宅や建物の建設を考える人が読んでも示唆に富む内容となっており、今後の流れもスムーズになるのではないでしょうか。
 

2015.05.04

HEAT20設計ガイドブック

HEAT20 設計ガイドブック
 
ちょっと気になった本があったので購入してみました。その本が上の写真の本で、HEAT20ってなんどうろう?と考えていたのですが、2009年からスタートした「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略称なんだそうです。2009年から、そういう委員会は発足していたんですね。私はまったく知りませんでした。
 
本自体は、見開き1ページごとにまとまっており、とても読みやすい構成になっています。全ページカラーなので、グラフなんかも見やすくてよかったです。設計ガイドブックなので、技術者向けの内容かも知れませんが、全部が全部難しい話ばかりではないので、これから住宅を考えている方も本屋さんなどでペラペラと中を見てみるとよいかもしれません。
 
また、HEAT20のホームページもこちらにありまして、そちらのほうでもいろいろな情報が発信されていくようなので、そちらも合わせてご覧になってみてください。
 

2015.04.09

奥村昭雄さんの言葉

奥村昭雄 言葉
 
先日、購入した奥村昭雄さんの本に書いてあった言葉。
 
「エネルギー消費の少ない建物のほうが快適度が高くなる。エネルギーをザルみたいに使う建物は快適にはならない。」
 
この考え方が、OMソーラーへと続いていくことに。
 
すごいのは、これを奥村さんが担当していたNCRビルの設計をしていて思ったということ。NCRビルは1962年に竣工しているので、僕が生まれる前、53年前からそういう考え方をされていたということなんですよね。半世紀も前からそういう考え方があったことに、とても驚きましたし、とても共感します。
 

2015.03.19

問題解決ラボ

mondaikaiketu
 
先日、NHKでやっていたSWITCHインタビュー 達人達の「松井優征×佐藤オオキ」を見たのですが、それがなかなか楽しかったので、買ってみました。すぐ影響うけるタイプの人間なんですよね(汗)
 
デザイン目線で考えるということが、いろいろ綴られており、サクサクと読めました。いろんな視点でものごとを見ることのきっかけづくりが散りばめられていて、デザインとは直接関係のない仕事の人でも、考え方は役に立つ内容だと思います。本だけ読むのと違って、テレビでその人となりがわかってから読んでみると、書き手のイメージが出来てるのですんなり頭に入ってくる気がします。1回だけでなく、読み返すごとにいろんな発見がありそうな本なので、しばらく手元において眺めようかな。
 
松井優征さんによる漫画「暗殺教室」のほうも読んでみたいです。
 

2015.03.16

パッシブデザインとOMソーラー

パッシブデザインんとOMソーラー
 
OMソーラーの生みの親である奥村昭雄さんの著書がAmazonで400円ぐらいで売っているのを発見しました。早速、購入したので読んでみようと思います。発行年が1995年と少し古い本ですが、温熱環境などの基本的な考え方は時代が変わっても変わらないのと思うので。奥村昭雄さんは、山形にもゆかりがあり、金山町立金山中学校は、益子義弘さんと奥村昭雄さんの共同設計なんですね。雪が溶けたら、見に行こうかな。
 

2015.03.05