コルポ建築設計事務所

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コスモシリーズワイド21 スイッチプレート

昨日のコンセント繋がりで、今日はスイッチプレートのお話を。
 
WTC7101W コスモシリーズワイド21 スイッチプレート ラウンドタイプ
 
上の写真は、よく見るスイッチプレートではないかと思います。パナソニック コスモシリーズワイド21 スイッチプレートになります。よく見るだけのことはあり、2013年にはロングライフデザイン賞も受賞したりしているプレートです。実は、このシリーズ、色が3色(ホワイト、ベージュ、利休色)から選べます。ほとんどはホワイトなので、ベージュとか利休色を見つけると何か貴重な気がしてきます。そして、さらに大切なポイントがあります。なにかというと、上の写真はラウンドタイプという形状になります。
 
WT8101W コスモシリーズワイド21 スイッチプレート スクエア
 
そして、こちらはスクエアタイプという形状になります。パッと見た瞬間に違いが分かる人もいれば、わからない人もいると思いますが、スイッチプレートの角の形状が丸いか四角いかの違いだけになります。あえて、だけ、と書かせていただきましたのは、そこだけしか違わないので値段は一緒だからなんです。僕は、断然角が四角いほうがステキに見えるので、スクエアタイプを標準にさせていただいております。
 
もっとステキなスイッチプレートもたくさんありますが、値段と機能のバランスを考えて、これで十分ではないかと思います。スクエアタイプが好みの方は、きちんと設計者、もしくは施工会社さんに伝えてください。たぶん、何も言わないとラウンドタイプが付くことになると思うので。。。
 

2015.03.21

pid4M

最近は、めっきり春らしい陽気になってきて、洗濯物を外で干したりもできるようになってきました。ですが、花粉も飛ぶ時期でもあるため、洗濯物はもっぱら屋内で干すという方もいらっしゃると思います。そういう室内での物干しスペースでよく見るのが、ちょっと残念な天井から吊るす物干し竿です。そういった天井から吊るすものに抵抗がある方には、こちらの製品をおすすめしたいです。
 
森田アルミ工業株式会社 pid4M
 
森田アルミ工業株式会社の「pid4M」という製品です。これは、どんな製品なのかというと、必要な時にワイヤーを伸ばして使う室内用の物干しになります。本体からワイヤーを伸ばし、反対側の壁に取り付けた専用フックに引っ掛けるだけなんです。そして、ワイヤーは最長で4.0m、洗濯物は10kgまで干すことができます。
 
森田アルミ工業株式会社 pid4M
 
洗濯物10kgってどのくらいだろう???と思う方がいらっしゃると思います。大体以下の洗濯物の合計が10kgになるそうです。
 
・長袖ワイシャツ5着
・Tシャツ5着
・ジーンズ2着
・バスタオル3枚
・トレーナー3着
・スカート2着
 
これぐらい干せたら、まずまずではないでしょうか。
なによりこれを使うことで、干してない時にとてもすっきりした空間になるといいのが、ありがたいと思います。ぜひ、屋内の物干しスペースがある方は、試してみてください。
 
ちなみに、これをデザインされた宇野健太郎さんは、東北芸術工科大学出身なんですよ。
 

2015.03.18

おすすめデスクスタンド

山田照明 Zライト Z-108
 
上の画像は、僕がおすすめしたいデスクスタンド山田照明Z-LIGHTシリーズのZ-108になります。特に、なにかが際立っているわけでもないのですが、機能的なデザインで、シンプルながらも存在感があるデスクスタンドだと思います。独立する際に、デスクスタンドもいろいろと購入候補があったのですが、値段的には一番安いこれに決めたのでした。安いながらも、それを感じさせないなにかがあったので、自分で使ってみないとわからないと思い、それから2年程使っていますが、特に不満もなく満足しています。ただし、このデスクスタンドは、元々は白熱灯の仕様なので、そこだけはLED電球に替えて使用しています。
 
山田照明 Zライト Z-107
 
そしてこちらは、同じ山田照明Z-LIGHTシリーズのZ-107になります。こちらの少し丸みを帯びたデザインもよかったのですが、カラーバリエーションがブラックのみだったので、部屋の雰囲気を考えると選べませんでした。ちなみに、Z-108のほうはブラック、グレー、ホワイトの3色から選ぶことができます。この丸みが、ちょっと昭和っぽさを醸し出してるような気がするのは僕だけでしょうか。
 
これから入学式を迎える小学生のお子さんには早い気もしますが、中学高校のお子さんぐらいからは、こういうデスクライトでもよいと思います。
 

2015.03.13

わざわ座

わざわ座
 
デザイナーに小泉誠さんと伊礼智さんが参加し、良質な生活道具の提供を通して職人の手仕事の再構築・普及啓発を行うことを目的とした「わざわ座」。とても興味深い活動です。
 
第一弾プロジェクト「大工の手」は、デザイナーが設計した家具等の図面を参加工務店に提供。家を建てた大工が図面を元に家の端材や古材、誠実な素材を使って制作。工務店がその家のオーナー(施主)に販売するしくみです。
 
家をつくってくれた大工さんに家具もつくってもらえたら、うれしいですよね。こうやって、良いデザインの生活道具が入ることによって、建物の魅力も増すと思うので、僕もぜひ参加したいです。
 

2015.03.10

AKARI F-117

AKARI F-117 イサムノグチ
 
家の吹抜に吊るされているイサムノグチのAKARIシリーズF-117です。誰もが一度はどこかで見たことがあるのではないでしょうか。私もこの照明器具にあこがれていて、吹抜にはこれと決めていました。和紙と竹でつくられているので、和風っぽく感じられそうですが吊るしてみると、日本の住宅にとても似合う照明器具だと思います。僕と同じように、吹抜にはこの照明器具を計画されている方もいらっしゃるかもしれません。
 
ここからは、そのあこがれの照明器具を使ってみての感想です。雰囲気や機能上の問題は特にありません。ですが、厄介だったことがひとつだけありました。それはお掃除なんです。ただでさえ、吹抜に吊るす照明器具なのでお掃除は難しいのですが、その形状と素材があいまって、よく綿ごみがくっつきます。この凸凹したカタチのでっぱりの部分によく溜まっていて、それは外側と内側両方に溜まるので、気になる方はきっと気になると思います。どんなものでもそうだと思いますが、カタチだけで決めてしまうと、後で大変になることがあります。それでも、この照明器具は掃除のことを差し引いても、付けてよかったと、僕は思っています。家人がどう思っているかは別ですが。。。
 
ですので、ホコリを気にされる方は、もう少し表面が滑りやすい素材であれば、少しお掃除の手間が減るのではないかと思います。でも、照明器具はカタログだけでも、すごく厚いカタログが数社分あったりするので、まともに選ぶとすごく大変だと思います。なので、設計をお願いしている人にある程度は提案してもらってから、検討するほうがよいと思います。
 

2015.02.21