コルポ建築設計事務所

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設計事務所とは何をするところか

基本的なところに立ち返ってあらためて考えてみました。以前、同様の質問をお施主さんになるかもしれない人からされたのですが、その時はいろいろ一生懸命伝えすぎたかもしれないと、いまさらですが思い出したのでまとめてみます。
 
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設計事務所は建物を設計するところです。ポイントは設計のみをしているというところだと思います。設計事務所に設計をお願いすると、建物の施工まですべてをやってもらえるようなイメージをお持ちの方も多いのかもしれません。ですが、設計図のみなんです。設計図をもとに建物をつくっていくわけですが、その設計図をつくる仕事をしているのが設計事務所です。じゃあ、誰がつくってくれるのか?ということになりますが、そのつくる仕事をしてくれているのが施工会社ということになります。
 
施工会社には、なんとか建設という建設会社から、なんとか工務店というところまで、大小様々な会社があります。それぞれの会社ごとに得意とする分野が違ったりします。その多くの会社の中から、つくってもらう施工会社を決めることになります。その決め方はいろいろあって、お施主さんのお知り合いの方だったり、または設計図面をもとにした見積りをしてもらって比較して決めるなど様々です。そうして、決めた施工会社と一緒になって建物をつくっていくことになります。その時に、設計図通りにきちんと施工してもらうために、設計事務所が監理という立場でかかわることになります。
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とここまで書きながらも、これを読んでもわからない方もいらっしゃるかもしれません。そもそも設計図とは、どんなものか?ということもありますし、どんなことをどのくらい書くのかもわかりませんよね。僕はもうこれを仕事にしてるので当たり前ですが、まったく知らない人がどのくらい知らないのかもわからないんですね。
 
そういう方はぜひ気軽に聞いてください。設計事務所には、設計の依頼をする人がやってきます。それはあたり前ですが、その前段として興味がある方にもぜひ来ていただければと考えています。ちょっと、相談したいだけとかもいいですし、アドバイスを聞いてみたいというような方でもよいと思います。ハウスメーカーで家を建てようとしてますが、このプランはどうです?など、聞いてみたい人はぜひ聞いてください。そうやって、もっと身近な存在になれる設計事務所になれればと考えています。なので、設計事務所とは何をするところかということに関しては、建物に関する相談するところと思ってもらってよいと思います。全然まとめになってないですけど。

2015.01.10

あけましておめでとうございます。

wakamatsu
 
今日から仕事始め。
本年もどうぞよろしくお願いします。
 
今年は昨年より多くのひとにあたたかく快適な住宅をお届けしていきます。また、山形の住宅のスタンダードになれるよう、性能にも、デザインにもバランスのとれた家を設計します。
 
ということを今年の抱負として、自分の目指しているところへ近づけるよう精進してまいりたいと思います。
 
写真は、玄関に飾ってあるかまわぬの若松という名前の手ぬぐい。若松とは芽生えてからあまり年月の経たない黒松や小松のことで、門松の代わりとしたり、正月飾りに使うようです。大きな門松を玄関に飾ったりできたらいいのですが、そうもいかないので、今年はこのてぬぐいを飾っています。てぬぐいは、季節によって気軽に替えられるので、おすすめです。

2015.01.05

年末年始のご案内

simekazari
 
今年も残すところ、あと2日となりました。
 
当事務所も本日から1月4日までお休みとさせていただきます。
合せて、当ブログもお休みしますので、1月5日より再開したいと思います。
 
今年1年どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
 
みなさま、よいお正月をお過ごしください。

2014.12.30

看板設置しました。

colupo_kanban
 
コルポ建築設計事務所の看板を取付ました。
そんなに大きくない、ささやかな看板ですが、見かけましたらぜひお立ち寄りください。
 
当初、木で看板をつくろうと思い、知人に相談しておりました。アトリエ欅さんを紹介してもらいそこで、木を見ていたのですが、銘木たちの数々に圧倒され、木でつくるのがもったいないと思いはじめ、アクリ板でつくりました。
 
機会があったら、今度はぜひ木でつくってみたいです。

2014.12.18

Casa Montañaの植栽完了。

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メゾネット形式のアパートCasa Montañaは竣工時期が真夏だったため、植栽工事を延期しておりました。その植栽工事が、昨日無事完了。竣工時期になかった、アパートのサインもその間に完成しており、すべての工事が滞りなく終了いたしました。

 

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すでに入居者の方々も、すべての住戸で住まいされているので、ホッとした感もあり、これから長い年月を経て行くことの重みを感じたり。これからも、奇をてらうことなく、街に馴染むような建物をつくっていけたらと思います。

2014.10.29