コルポ建築設計事務所

BLOG

この木なんの木

クヌギ
 
この葉っぱを見て、なんの木かわかるでしょうか?ちょっと、僕はすぐにはわからず、帰ってきてから調べました。クヌギの木の葉っぱでした。薪目的に植えられる里山の木の代表的な樹木なんですね。
 
先日、見に行った敷地近くの木が、このクヌギの木だったんです。候補がいくつかある中で、この木が側にある敷地がいいなぁと感じました。街中の窮屈な敷地では、どうしても家の中へ中へと意識がいってしまいがちです。しかし、何か魅力がある敷地は、家に住むというよりは敷地に住むという感じに近づくのではないでしょうか。その良い景色を積極的に取り込むことで、より豊かに暮らせるような気がします。
 
木と同じように建築も大地に立ち上がってくるものとして何か共通のものがあるのかもしれません。木が一本でもあるお家と全然ないお家では、断然木があるお家のほうが、素敵に見えるはずです。なにか、お互いに高めあうというか、励まし合うというのか、そんな関係があるのかもしれないです。そんなことなど、いろいろ感じられた敷地確認になりました。
 

2015.01.31