コルポ建築設計事務所

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令和7年度やまがた省エネ健康住宅新築支援事業について

先日、タテッカーナで令和7年度やまがた省エネ健康住宅新築支援事業について、発表されておりました。主な変更点ですが、まずは補助金額が50万円に変更になり、募集戸数が280戸に増えておりました。昨年の70万円より少し減ってしまいましたが、今年からは国のGX志向型住宅の補助金160万円が増えてきているので、そちらとあわせると210万円の補助金が貰えるという年になります。これから住宅を考えられる方は、この両方の補助金をぜひ貰えるような住宅を計画されてください。
 
 

 
 
もうひとつ大きな変更点として、山形県内全域を同一の断熱性能基準値へ見直しがなされております。山形市などの4地域の地域区分に統一してやまがた健康住宅の普及を図るということのようです。ここで注意して欲しいのは、3地域にお住まいの方の住宅についてです。3地域に該当するのは以下の地域にお住まいの方々になります。
 
新庄市、長井市、尾花沢市、南陽市、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、鮭川村、戸沢村、高畠町、川西町、小国町、飯豊町
 
上記地域の方々については、やまがた健康住宅の認証を受けるには4地域の断熱性能でも大丈夫ですが、できれば3地域で必要な断熱性能を確保していただければと思います。もっとも、GX志向型の補助金を受けるとすると、建物の消費エネルギーを35%減らさないといけない要件がでてくるので、4地域の断熱性能ではなかなかクリアできないと思いますが。
 
 

 
 
以上、今年度大きく変わった変更点、2点の解説でした。
詳しく知りたい方は、お気軽にご連絡いただければと思います。

2025.03.14