住宅建築の創刊500号を購入。1975年の創刊号の平良さんの文章が載っていました。
それを読んでいると、48年前の文章なんですが、今読んでいても違和感なく読めることにびっくりしました。技術的には進歩しているとは思いますが、住宅をとりまく環境が社会的に成熟していないのかもしれません。
その創刊号に寄せた文章の中で以下の文章にとても共感しました。
「住宅建築をつくる場合には、それをつくる建主、設計者、大工、工務店等々のあいだになりたつ知恵の交流と共感と信頼関係の体験の積みかさねがあって、はじめて成就できるものなのです。」
今年で独立して10年が経つのですが、今後のよりどころとなる言葉を見つけた感じがしております。そして、500号の表紙にある建築へのパッションを持ち続けていきたいです。