コルポ建築設計事務所

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結露の季節(表面結露)

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この写真は、我が家の今朝の窓の写真です。この現象を目にしたことがない方はおそらくいないと思われます。そうです、結露です。窓ガラスやサッシ、壁などの表面に発生する結露のことを表面結露と呼んでいます。
 
こうした表面結露が起こる原因としては、①室内の湿度②外気の温度③断熱性が関係しています。我が家のような開口部に見られる結露は、ガラスやサッシの断熱性能が低いため、温度が低くなりやすい場所です。そこに触れた空気が露点に達すると結露が生じるという具合です。
 
またよくあるのが、以下の図のようなケースではないでしょうか。
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リビングは暖房をしているのであたたかいのですが、北側のあまり使用しない納戸などの内装表面で結露が起きるパターンです。これも、外気温の低下に伴い、断熱性能が悪いと室内の表面温度が低くなり、露点に近づきやすくなってしまうために、結露が起きやすくなります。押入内部の結露等も基本的には、同じ考え方になります。
 
さらに、結露も現象としてはやっかいなのですが、結露はカビやダニの発生に深く関わっています。湿度が高くなると、当然カビが生えやすくなります。そのカビを餌としてダニの発生も増えていきます。これらの胞子や糞が人体に吸い込まれて、喘息やアトピーなどのアレルギーを引き起こす大きな要因となっているのです。なので、たかが結露と思いがちですが、なかなかあなどれないそんな季節なんです。
 
結露を防ぐには、断熱性の高い開口部にしたり、前室暖房によって各部屋の温度差を少なく抑えたりと、方法はあるのですが、あとから工事するのは非常に大変なので、最初からきちんと計画することが必要になります。結露を抑えることは、カビやダニの発生も抑えることになりますから、体の健康にもつながってきますね。

2014.12.23