コルポ建築設計事務所

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新住協 山形支部研修会


 
13日(土)は新住協山形支部の研修会で、夢・建築工房の岸野社長に講演していただきました。新築だけで年間15棟やられており、いまお願いしても2年程またないといけないくらい人気の工務店さんです。
 

 
そんなスライドの中でとても興味深く、わかりやすい資料がありましたので、ご紹介させていただきます。上の4つの住宅は、A,B,C,Dという4つの断熱性能の区分に分かれております。Q値、UA値というのが断熱性能を示す数値になり、Aクラスが一番断熱性能が高くなります。
 

 
それぞれの断熱性能の家を東大の前先生が測定したデータが上のグラフになります。ここで書いてある温度差は1階と2階の温度差を示しています。断熱性能が高くなるに連れて、上下階の温度差がなくなり、快適になる様子が目で見てわかるグラフだと思います。外見だけではわからない、断熱性能の差はこういうところに現れてきます。高断熱・高気密と一口に言っても、これだけ性能に差があるんだということをわかっていただければと思います。ちなみに私どもがめざす住宅は、上二つのグレードぐらいになります。
 
いろんな刺激を受けることができた研修会となりました。岸野社長、どうもありがとうございました。今度は、ぜひ現場にお邪魔したいです。
 

2017.05.16