高野原の家は、年内の引き渡しにも間に合い、無事薪ストーブも設置することができました。薪ストーブについてはあまり知識がなかったので、クライアントが選ばれる機種のことをいろいろお伺いしながら計画を進めて参りました。その薪ストーブが納入直前に変更になり、この機種になりました。
デンマークにあるヒタ社のインスパイア45Hという機種になります。それまで見ていた薪ストーブは薪ストーブらしい雰囲気でしたが、この薪ストーブはとてもシンプルですっきりした印象のデザインです。こういう薪ストーブがあることを知らなかったので、とても新鮮に感じました。
そして、何といってもその特徴は扉の色が10色から自由に選べるということです。薪ストーブというと黒一色のものが多いと思うのですが、好きな色が選べると炎を見る楽しみもさらに増すのではないでしょうか。ホーローメーカーから出発したヒタ社だからこそ、このようなパーツを独自に作ることができたそうです。
高野原の家は外皮平均熱貫流率UA値が0.32という数値ですので、薪ストーブをどんどん焚くというよりは、南側の日射を取り込みながら夜間に少し焚くという使い方になると思います。これから寒い季節になると思いますが、快適に過ごせる住宅になってくれるはずです。昨日、内観の写真撮影も終わりましたので、写真ができましたらHPでご紹介できればと思います。