コルポ建築設計事務所

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次世代省エネ基準は最低基準です

次世代省エネ基準は最低基準
今日のテーマはこれだけです。国で制定して進めようとしている現在の次世代省エネ基準が最低基準だということを覚えていただければと思います。
 
これは、意図的なのかどうかわかりませんが、その次世代基準という言葉の使い方が悪いために大変な誤解を生じていると思います。「国で定めた次世代基準の断熱性能のレベルを満たしています。」なんて言われた時に、何人の人が「それは最低基準でしょ。」と突っ込めるでしょうか。。。ほとんどの人は、「次世代の基準だから大丈夫だろうな。」と思ってしまうでしょう。
 
ところが、国の定めている断熱性能に関しては、次世代=最低という意味の言葉になっています。日本語は難しいということなのでしょうか。やはり、国の定める基準はそうそう高くできないのだと思います。いろんな状況の方がいる中でも、省エネの方向に向かわせようとした場合は、あまりレベルをあげられない事情もわからなくではないですが、いかんせん、言葉が悪すぎます。次世代ではなく、最低の基準ときちんと説明すべきだと思います。
 
ですので、これから住宅を新築もしくは、リフォーム等する方々はくれぐれもこの言葉に注意していただきたいです。次世代基準で最高の性能ですよというところで検討している方は、ちょっと考えなおしたほうがよいかもしれません。断熱については、できるタイミングが限られてきますので、後でやるという部分がなかなか難しい状況にもなってきます。僕がおすすめする住宅は予算内で、できるだけ断熱性能のよい住宅が提供できるように心がけています。もちろん、次世代基準を満たした上での話です。
 

2015.02.16