なんのことを言っているかというと上の図にあるようにペアガラスというのは、2枚のガラスがサンドイッチされています。そのガラスがサンドイッチされた部分にこれまでは、アルミのスペーサーが使われていました。いや、現在も使われています。アルミの熱伝導率は、樹脂に比べて1000倍熱を伝えやすいので、どうしてもそこから熱が逃げやすくなってしまいます。
そこで登場したのが、樹脂のスペーサーになります。この樹脂のスペーサーにすることで、窓の断熱性能がよりあがることになります。ですので、この部分にアルミが使われているのか、樹脂が使われているのか、今後は気にしていただければと思います。これがシルバーであればアルミのスペーサーですし、黒ければ樹脂スペーサーということになります。これは見た目の色だけで判断できるので、そんなに難しいことではないと思います。ちょっと普通は気付かないようなところにも配慮することで、窓の性能はあがることを知っておいてもらえればと思います。
もちろん、私が計画する住宅については、この樹脂スペーサーを使用したサッシを標準仕様としております。