当事務所の写真もお願いしている写真家の志鎌康平さんが独立して写真展を開催しているということでお邪魔してきました。場所は七日町のとんがりビルの中にあるKUGURU。
たくさんの写真があり、文字通りいろいろな土地の風景や人が感じられる空間になっていました。展示してある写真は購入できるようになっているようで、どれを買いたいかなど話をしながら、ゆっくり眺めることができました。家の中に好きな写真を飾ったりできたらいいですよね。上の写真は、ポストカードとして置いてあった写真。
その後、nitakiでお昼をいただき、十三時で山バックをゲットして帰ってきました。今月23日(日)まで開催していますので、気になった方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
HEAT20設計ガイドブックの増補版が発売されたようなので、早速購入。
G1・G2レベルの住宅ができることが各地域ごとに記載されていたり、基本的な窓の選び方などの開口部廻りのお話など、一般の方には多少難しい技術的な内容の本になっています。
あらためてHEAT20とは、2009年からスタートした「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略称になります。そういう高断熱の世界があるというのを知っていただくだけでも、これから住宅を考える方の参考になると思います。
HEAT20のホームページはこちらになります。
一般のユーザーの方にもわかりやすく解説してありますので、気になった方はご覧になってみてください。
高野原の家は、工事も順調に進み現場シートも張られました。当方の現場シートとともに一緒に張られているのが「200ミリ断熱の家」と書かれた天童の高橋工務店さんの現場シートです。
200ミリ断熱というのは、内側の柱と柱に入れられた断熱材100ミリと、
壁の外側にも追加で張られる付加断熱100ミリを合計して200ミリ断熱してますよという住宅。ちなみに、天井も200ミリです。
上の写真はこれから断熱材が張られる外側の窓部分を写したものになります。木の厚さ分の断熱材が外側に張られることになります。
こういう部分は出来上がってしまうと確認することはできないのですが、あたたかい家にしようと思うとたいへん重要な部分になります。目に見えない部分ですが、そういうところに気を使って住宅を選んでいただくことが、夏も冬も健康に快適に過ごせる家に近づく一歩になると思います。
最近発売された「あたらしい家づくりの教科書」という本読んでみました。もう、帯に書いてある言葉からよかったです。
大事なことは目に見えない。家づくりは「見えないこと」が大事です。
これから家を建てようかなと考えている人は、まず読んでみることをおすすめします。
それから、近畿大学の岩前教授の言葉も響きました。
家づくりの常識をアップデートしましょう。
この本を読むと、今家を建てる時に考えるべきことが書かれていますので、常識がアップデートできるはずです。
目に見える部分で決めてしまいがちですが、こと家づくりに関しては見えない部分が大事なことが、この本を読むとわかっていただけると思います。
霞城の家は、本日気密測定を行いました。非常に重要な部分なのですが、測定が義務付けられていない上に、新しい省エネ基準からもすっぽり抜けてしまっている項目です。きちんと工事がされているかどうかを確認するためにも大事な部分なので、気密を表す数値のC値がどの程度なのか、確認してみることをおすすめします。
こんな送風機で風を送り出します。
そして、こっちの機械で測定をします。
測定した結果はこのように印刷されて、すぐ見れるようになります。霞城の家の測定結果は0.5という満足の結果となりました。