コルポ建築設計事務所

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日本経済新聞に「日本の家が寒い理由」の記事

keizaisinbun
 
今朝の日本経済新聞朝刊に「日本の家が寒い理由」の記事が載っているという情報を得て、朝買ってきました。近所のコンビニに普通に売ってるんですね。買ったことないので知りませんでした。ちなみに、価格は160円。
 
さっそく読んでみると、日本人は寒さは我慢するしかないと思っている人が多いといった文化的なことから、窓の断熱性能の低さなどの技術的な面まで簡潔にまとめられておりました。クルマの性能は、比較検討して、燃費の良いクルマを購入する人は多いですが、住宅の燃費や断熱性能を気にする方が少ないのは、みなさんが我慢しているからということなのでしょうか。
 
さらに記事には低温は万病のもとともきちんと書かれていました。例としてあげられていたのは、「ヒートショック」で、入浴中の事故死だけで1万9千人以上と推計されており、交通事故死の4倍以上になっている現状が語られています。そして、「健康のため、冬温かい家は世界の常識です。」と締めくくられていました。
 
なかなか、このような日本の住宅の現状を専門でない方に説明するのは難しいのですが、この記事を読むことで概略をつかむことができる、とてもよい記事でした。記事を読んでみたい方は、ご連絡いただければと思います。これから住宅を建てる方は、ぜひこの記事を読んでから計画されてはいかがでしょうか。

2015.01.06

あけましておめでとうございます。

wakamatsu
 
今日から仕事始め。
本年もどうぞよろしくお願いします。
 
今年は昨年より多くのひとにあたたかく快適な住宅をお届けしていきます。また、山形の住宅のスタンダードになれるよう、性能にも、デザインにもバランスのとれた家を設計します。
 
ということを今年の抱負として、自分の目指しているところへ近づけるよう精進してまいりたいと思います。
 
写真は、玄関に飾ってあるかまわぬの若松という名前の手ぬぐい。若松とは芽生えてからあまり年月の経たない黒松や小松のことで、門松の代わりとしたり、正月飾りに使うようです。大きな門松を玄関に飾ったりできたらいいのですが、そうもいかないので、今年はこのてぬぐいを飾っています。てぬぐいは、季節によって気軽に替えられるので、おすすめです。

2015.01.05

年末年始のご案内

simekazari
 
今年も残すところ、あと2日となりました。
 
当事務所も本日から1月4日までお休みとさせていただきます。
合せて、当ブログもお休みしますので、1月5日より再開したいと思います。
 
今年1年どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
 
みなさま、よいお正月をお過ごしください。

2014.12.30

ウッドロングエコとは・・・

tate_gaiheki
 
この写真を見て、何の写真なのか分かる人はよっぽどのムジラー(無印良品大好き)だと思います。私も無印良品が好きなので、無印良品が手がけている住宅があるのですが、そちらにもとても感心があります。
 
そんな無印良品の家から最近発表されたのが「縦の家」という住宅です。この住宅は、東北芸術工科大学の竹内教授が設計に参加しており、とても断熱性能の良い住宅となっています。その住宅の外壁が上の写真なんです。なんと、杉板が採用されていたんです。なかなか、大手の住宅メーカーなどで外壁に杉板が採用されるということはないと思います。ほとんどが、サイディングというとても安定した材料ですが、無機質な外壁になっているのが現状です。
 
無印良品もよく採用したなぁとも思うのですが、その外壁の保護塗料として使われているのが、ウッドロングエコという塗料だったんです。この材料は、高気密高断熱では知らない人はいない秋田の西方設計で使用されているのを知っていたので、余計どんなものなのか気になっています。
 
ウッドロングエコとは、天然成分のみで作られた木材保護剤、新しい木に塗ることによって、木材に腐朽菌が発生しにくい環境をつくり、木材を安全に長持ちさせます。また塗り直しも必要ありません。
 
製造しているところのHPでは上記のような説明文がありました。一番重要なのは、塗り直しが必要ないというところですよね。杉板の外壁というのは、自然素材で環境にもやさしく趣もありますが、単価的には安く仕上がる素材になります。それに、このウッドロングエコでメンテナンスフリーになるなら、採用しない理由が見つからないなぁと考えておりまして、ぜひ使ってみたい材料のひとつです。

2014.12.29

YKK AP 樹脂窓の熱貫流率を公開

apw330
 
YKK APさんが、12月から樹脂窓「APW330」「APW430」の窓種、サイズ別熱貫流率をウェブサイトで12月より公開しています。
 
上の文章を読んでなるほど、と思う人はそう多くないと思うので、そのことを少し説明したいと思います。まずは、今までとどう違うのかということですが、今までは窓の種類ごとの大まかな熱貫流率でした。つまり、引違い窓なら、2.17で、FIX窓なら1.96といった具合です。
 
熱の出入りを計算する際は、窓の大きさも住宅によっていろいろと変わってきます。ですが、今までは大きい窓も小さい窓も一緒の数値で計算していました。しかし、数値が公開されたことで、大き窓と小さい窓は個別に数値を入れて計算できるようになりました。つまり、より現実に近い数値での計算が可能になったと言えます。
 
設計者としては、より現実に近い計算がしたいと思いますので、それにメーカーが答えてくれたということになります。今のところ、窓の種類ごと大きさごとに熱貫流率を公開しているのは、YKK APさんだけなので、それだけ真摯に取り組んでいるということだと思います。
 
ちょっと、前まではそんな数値が出てくるなんて考えられませんでしたが、そういう情報を世の中が求めているということなんですね。それだけ、熱環境についての感心が高くなっているんだと思います。そういった細かい情報もしっかり活かして設計していかなければなりません。
 
※熱貫流率・・・熱の通りやすさ。室内外の空気温度に1度の差があるとき、1時間にに壁1㎡を通過する熱量。数字が小さくなるほど性能がよくなります。

2014.12.28