コルポ建築設計事務所

Technology

太陽熱温水器とは?

先日、打合せをしていた際に太陽熱を利用したシステムがあるんですねぇ、と言われハッとしてこの記事を書いています。どこに行っても太陽光発電という言葉は聞いた事があると思いますが、太陽熱を利用したシステムというものもあります。
 

 
上のイラストのように太陽のエネルギーを利用したシステムであるのは、太陽光発電と変わりません。
 

 
ですが、エネルギー効率のところを見てもらえるとわかると思いますが、結構違います。太陽熱を利用したシステムのほうが、断然効率がいいんです。設置に要する費用を見ても、太陽熱のシステムのほうが安くなります。ですが、電気に変換するわけではないので、住宅などでは基本的に給湯-お湯をつくること-がメインになります。
 

 
こういったものが屋根の上にあがっているのを見かけたことはありませんか?これが太陽熱温水器になります。自然循環式と言われるのがこのタイプです。
 

 
一方、こちらは太陽光パネルのような集熱タンクと貯湯タンクの組み合わせで構成される強制循環式と言われるタイプになります。
 

 
これは、つくられるお湯が屋根の上にないので、荷重の負担が自然循環式よりも軽減されるメリットもあります。
 
太陽エネルギーを利用する方法が太陽光発電だけでないことがなんとなく、おわかり頂けたでしょうか?当事務所では、まずは躯体の性能をあげて、家の中で使うエネルギーの量を少なくすることにお金をかけるべきだと考えております。さらに、予算に余裕があれば、太陽光発電より太陽熱温水器の利用を進めております。そのほうが安価で太陽エネルギーの恩恵を受けることができるので。そして、さらに予算があれば太陽光発電や蓄電池といったシステムをご提案いたしております。
 
なにぶん、どちらも機械ですので、まずは機械に頼らずに家の性能をあげることから。機械に頼るのは、その後で。
 

2018.08.20

スイデンテラス


 
先日、プレオープンしているということで、庄内のスイデンテラスに行って来ました。
 

 
予備知識なかったので場所もわからずでしたが、鶴岡のインターを降りてすぐ近くにありました。名前から想像するとすごく田んぼに囲まれたイメージがあったのですが、随分と街中にある印象です。
 

 
エントラスへと続くアプローチ。なにも植えられてませんでしたが、この両側が水田になるのかと。
 

 
存在感を放っていたのは、この屋根と全面ガラスの佇まいでした。
 

 
まだ、温泉棟が工事中でしたので、泊まるならそれができてからのほうが、よいかも知れません。
 

 
内部はこんな感じで、屋根の形状がそのまま内部にも現れてます。
 

 
これは、客室に置いてあった椅子ですが、坂茂さんの設計だけあって、至るところに紙管が使われていました。また、泊まってお寿司食べに行きたいと思います。
 

2018.08.09

ファン付き作業服


 
緑ヶ丘の暖家の現場にて、なにかブーンという音とともに発見したのは、ファン付き作業服でした。一瞬目を疑いましたが、たしかに作業服にファンが付いていました。
 

 
こんな風に風がここから送られて涼しくなる仕組みです。連日の暑さの影響は、大工さんの作業服にまで及んでいるんですね。
 

 
家に帰って来て調べてみたら、やはりありました。
 
夏の暑さが異常になってきている今
「空調服」がとても売れています!

 
という言葉とともに売られていました。やはり、職人さんにとっては非常にツラい状況ですから、少しでもこれで緩和できればいいんですが。
 
お値段は安いのか高いのか、もはやわかりませんね(汗)
 

2018.08.03

きほんのスピーカーキット

 
 

 
 
さっき、ポチッとしちゃいました。
ダカフェ好きでAppleMusicをにわかに堪能しはじめた身としては、注文せずにはいられませんでした。いやでも、AppleMusicすごいですね。音楽を貪る学生のように聞いてます。そして、ほどよく、良い音をもとめて。
 

2018.08.01

本音のエコハウス


 
新住協の鎌田先生による最新の本が届きました。
内容は建築知識ビルダーズでの記事を再編集したものですが、まとまっているので読みやすくなりますね。あらためて読んで勉強したいと思います。
 

 
中のページはこんな雰囲気。
 

 
この本をベースにした研修会も開かれるそうで、東北では仙台の開催で8月下旬のようです。
 

2018.07.27