コルポ建築設計事務所

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おすすめソファ

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今一番座ってみたいソファがこのソファ。IDÉEのAO SOFAです。とても存在感のあるソファだと思いませんか?座面と背もたれの高さが低めに設定されていて、床に座る感覚に近づけたソファなので、日本人向けのソファということではないでしょうか。よくソファを背もたれにして床に座っていた、なんて話も聞くのでそうならないためにも低めのソファというのはありだと思います。

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このソファは1人掛けと2人掛けがあるので、写真のように色を変えて配置したりするのを、個人的にはおすすめしたいです。ソファを選ぶ機会はそんなにないと思いますので、ソファ選びに悩んでいる人の候補に、ぜひあげていただければうれしいです。詳しくはこちらのIDÉEのHPでご覧になれます。

 

ところで、インテリアを選ぶ際に、山形に住んでいるとどうしても実際に触れる機会が減ってしまいます。宮城や福島で実物が見れればまだいいのですが、今回のようにIDÉEだったりすると近県でもみれません。そんな時、みなさんどうやって購入しているのでしょうか。今は、インターネットで何でも買える時代なので、それで済ませてしまう方も多いかもしれません。
 
僕がおすすめしたいのは、やはり実際に現物を見たり、触れたり、座ったりしてから、買うということです。当たり前のことなのですが、遠方まで家具を見に行くのが、面倒な方もいらっしゃるでしょう。ですが、百聞は一見にしかずといいますし、ぜひ自分の目で確かめてから購入されるのをおすすめします。近場で見れる家具で済ますということもないわけではないですが、せっかくなら気に入ったものを購入したいですよね。気に入った家具を長く使うことで、空間づくりもより楽しくなると思います。

2014.12.17

住宅の構造計算

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 当事務所では、一般的な木造2階建て住宅の場合でも構造計算によって、安全性を確認しております。
 
 なぜそんなことをわざわざ書くのかとお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、四号建築と呼ばれる一般的な木造2階建て住宅などの建物は、建築確認申請で構造計算が義務づけられておりません。ですから、構造計算がされない場合がありますが、一般の方々にはそういったことが、あまり知られていないかと思います。
 耐震性などの安全性は、きちんと構造計算することによって確認できるので、当事務所では住宅の場合でも構造計算を行うことにしております。
 
 画像はCasa Montañaの構造計算ソフトによる軸組図です。

2014.12.09

高気密・高断熱の話5

 では、断熱性能の高い家に住む目的とはどんなことでしょうか?一番は寒くないということで、2番目ぐらいに省エネになるというお話がでてきそうですね。しかし、家の断熱性能と健康には深いかかわりがあることがわかっています。

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 上のグラフは循環器系、呼吸器系、神経系、血管系などさまざまな死因での季節間の変動を表したグラフです。これを見ると、明らかに寒さが増す季節での死亡割合が高くなっています。現代社会において健康とは「冬をいかに暖かく過ごすか」にかかっているということです。

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 もう一つのグラフは、2002年以降これまで合計で約3万5千人を対象に近畿大学 岩前篤教授が独自に行ってきた健康調査です。気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節炎、アレルギー性鼻炎など15の諸症状について、引っ越し後の変化を尋ねたこの調査では、大半の症状に明らかな改善が見られます。特に省エネ等級4以上など、より断熱性の高い住宅へ引っ越した人ほど改善率が高くなっています。
 このように、しかるべき断熱性能の高い住宅に住むことにより、住宅内の温度変化がなくなるので、いろいろな病気の原因が取り払われ、一人年間約1万円の医療費の削減につながるという研究結果もあります。さらにこれに、住宅の高断熱化(すなわち省エネ化)による燃料費の削減分を含めると、実質的な節約金額はこれを大きく上回ります。

 

 つまり、予算内でできるだけ断熱性能をあげたほうが、家族の健康にも、暖冷房の燃料費削減にもつながるということになるのです。そういうことが理解できれば、家の断熱性能をできるだけあげたいとどなたも考えるのではないでしょうか。『高気密・高断熱』というのは、こういうことをめざすことだったんですね。

 

※かなりざっくりとまとめて書いているため、もっと詳しく知りたい方はこちらの近畿大学 岩前篤教授のコラムをお読みいただければと思います。

2014.12.05

高気密・高断熱の話4

 『高気密・高断熱』にかかわる数値は2つあり、熱損失係数(Q値)相当隙間面積(C値)です。これらの数値を確認することで、『高気密・高断熱』の性能の違いが数値でわかるようになります。この数値がわからないと、『高気密・高断熱』であたたかい住宅というおおまかなイメージだけで家を建てることになってしまいます。ですので、これから住まいをご検討される方には、ぜひこの数値をみていただければと思います。

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 では、実際どのくらいの数値を目指したらよいのでしょうか。上の地図は平成11年に全面的に改正された「次世代省エネルギー基準」で決められた熱損失係数(Q値)相当隙間面積(C値)の基準値になります。この基準で山形の数値をみると、熱損失係数は2.4で、相当隙間面積は5ということになりますが、この基準は低すぎるので最低の基準と考えてください。
 
 これから住宅を考えている方でしたら、熱損失係数(Q値)1.3前後を目指していただければと思います。なぜこの数値なのかというと、だいたい山形でこの数値で全熱交換器※をつけると、熱損失係数(Q値)1.0前後になると思います。予算次第で、性能もよく出来ますが、予算の都合で全熱交換器がつけられない場合でも、これまでの住宅に比べると格段に性能が良くなっているという数値がこの当たりではないでしょうか。
 実際に、私が設計したアパートCasa Montañaも当初は全熱交換器をつけていましたが、予算の都合で普通の換気扇に変更することになり、最終的に熱損失係数(Q値)1.34に落ち着きました。それでも、上下階ともに、エアコン1台で過ごせる性能になっています。

 
※全熱交換器・・・換気の際、排気する空気から「熱」と「湿気」を給気する空気に戻すことで、換気による熱のロスが少なくなる装置。

2014.12.03

高気密・高断熱の話3

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 『高気密・高断熱』の数値には、もうひとつあります。それが相当隙間面積(C値)と言われる数値です。この数値は家の中に隙間がどのくらいあるかを示すものです。数値が小さいほど、気密性能が高いということになります。
 なぜこの数値が大事かといいますと、せっかく高い断熱性能を有する建物でも、隙間がたくさんあり外の空気がどんどん入り込むような住まいでは、全体での熱損失係数(Q値)が下がってしまい、せっかくの性能が生かせなくなってしまうからです。

 
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 また、気密性を高くするもうひとつの理由は、換気効率をあげることにあります。窓の開閉や換気扇による換気を計画的にできるようにするためには、コントロールできない隙間風がない方がよいことは理解していただけるかと思います。
 気密性が高いと、息苦しさをイメージされる方もいるかもしれませんが、そういうことではなく計画的に空気を入れるために必要な方法として考えてみてください。

2014.12.01