コルポ建築設計事務所

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プロジェクトリングノート

オキナ プロジェクトリングノートA4
 
昨日は書く道具でしたので、今日は書かれるというか、ノートのほうを。気に入って使っているのは、オキナのプロジェクトペーパーになります。これは、2010年にロングライフデザイン賞を受賞していたりと知らない人がいないというくらいの方眼用紙です。このプロジェクトペーパーは、たくさんの種類があるのですが、その中でも、リングノートのタイプを使っています。
 
普通の上で綴じられているタイプのものを使ったこともあるのですが、使い勝手は断然リングノートのほうが使いやすいです。ページを残しておく時に、上で綴じられているとだんだん残しておいているページがしわになってきたりして、なかなか自分には合いませんでした。ところが、リング式にしたら、見開きでも折り返しても使えるので上手に残しておくこともできるし、切り離したい時もミシン目がついているので、キレイに切り離してファイルにいれたり、コピーしたりすることができます。なので、文章を書いたりするのもこれですし、プランニングしたりするのもだいたい全部これ一冊で済ませています。
 
ただ、不満なところは近所で売ってないということでしょうか。ノートはなくなったと気づいた時に、すぐ買えるほうがいいんですけどね。なんとか、近所のこまつ書店で置いてもらえるといいんですが。。。
 

2015.02.24

製図用シャープペン rotring600

製図用シャープペン ロットリング600
 
これは僕が愛用している製図用のシャープペンになります。かれこれ何年前になるでしょうか、僕が大学生の時に仙台で購入したシャープペンです。その当時山形にロットリングのシャープペンが売ってなかったんだと思います。0.3、0.5、0.7と芯の太さが違うものを3本購入したのですが、今手元にあるのは、その中の0.7mmのものになります。これがたいへん使いやすくいろいろ考えたりする時は、このシャープペンを持って考えるようにしています。なんでも、カタチから入ろうとするタイプなので。。。
 
建築にたずさわってない方は、なんで3本もシャープペンがいるんだ?!と思う方もいらっしゃるかもしれません。図面を仕上げる上で、図面に強弱をつける必要があるために、そのようにシャープペンを使い分けて書いていました。まさに、いましたということで、今は図面を書くのもコンピューターになっていますから、製図用のシャープペンのこのラインナップに少々疑問も感じますが、ちょっとまだ売っているのか調べてみましたが、普通に売っていました。しかも、当時はちょっと頑張って買った感じがあったのですが、今の値段を見たらそんな感じもしなかったです。これが成長ということなんですね。。。
 
僕はいろいろ欲しいものがたくさんあるタイプで、お金が貯まれば何を買おうかすぐ考えているのですが、こと製図用のシャープペンに関してはこれで満足しています。なので、これからも大切に使っていきたいと思います。そして、どこかにあるであろう他の2本も探し出したいです。
 

2015.02.23

上山探訪

昨日は久しぶりに天気もよかったので、上山のそば処さかえやさんでお昼を食べてから、上山市内を散策してきました。あまりにも近い場所で行くこともそんなにないので、よくわからないことが多い上山ですが、まずは、楢下宿の丹野こんにゃくさんに。
 
楢下宿 丹野こんにゃく
 
僕はなにげに、はじめての訪問でした。駐車場には、仙台や宮城ナンバーの車もチラホラとみられ、予想よりも人が訪れていました。中に入っていくと、湧き水がたくさん湧いていましたが、この水を求めてこんにゃくづくりを決めたことがわかり、妙に納得していました。
 
丹野こんにゃく りんご デザート
 
上の写真はパッケージがあまりにも残念なので、写真を載せるのを迷ったんですが、この商品を入ってすぐ試食させていただきました。ちょっと、溶けかかった食感と甘すぎないりんごの味が絶妙でとても美味しかったので、買って帰ってきました。でも、これパッケージがもう少しよければ、もっと売れそうな気がしましたがどうなんでしょう。もし、訪れた際は、試食してみてください。桃味もおいてありました。
 
上山城 展望台
 
その後、これまた僕ははじめての訪問となった上山城に。行ったことはありましたが、中に入ったことはなかったんです。中はガラガラなのかと思いきや、カップルやグループなどそれなりに人がいて、びっくりでした。終了時間ギリギリだったので、もっと早い時間であれば、人がたくさんなのかもしれません。そして、お目当ての展望台に。見たことがない上山の景色が広がっていて、とてもキレイな風景でした。山も雪化粧した街も高いところから眺めることができて、非常に満足の上山城でした。次に、斎藤茂吉記念館も訪れたかったのですが、日も傾いていたので次回のお楽しみということで、家路に。今度は、茂吉記念館をじっくり観察してきたいと思います。
 

2015.02.22

AKARI F-117

AKARI F-117 イサムノグチ
 
家の吹抜に吊るされているイサムノグチのAKARIシリーズF-117です。誰もが一度はどこかで見たことがあるのではないでしょうか。私もこの照明器具にあこがれていて、吹抜にはこれと決めていました。和紙と竹でつくられているので、和風っぽく感じられそうですが吊るしてみると、日本の住宅にとても似合う照明器具だと思います。僕と同じように、吹抜にはこの照明器具を計画されている方もいらっしゃるかもしれません。
 
ここからは、そのあこがれの照明器具を使ってみての感想です。雰囲気や機能上の問題は特にありません。ですが、厄介だったことがひとつだけありました。それはお掃除なんです。ただでさえ、吹抜に吊るす照明器具なのでお掃除は難しいのですが、その形状と素材があいまって、よく綿ごみがくっつきます。この凸凹したカタチのでっぱりの部分によく溜まっていて、それは外側と内側両方に溜まるので、気になる方はきっと気になると思います。どんなものでもそうだと思いますが、カタチだけで決めてしまうと、後で大変になることがあります。それでも、この照明器具は掃除のことを差し引いても、付けてよかったと、僕は思っています。家人がどう思っているかは別ですが。。。
 
ですので、ホコリを気にされる方は、もう少し表面が滑りやすい素材であれば、少しお掃除の手間が減るのではないかと思います。でも、照明器具はカタログだけでも、すごく厚いカタログが数社分あったりするので、まともに選ぶとすごく大変だと思います。なので、設計をお願いしている人にある程度は提案してもらってから、検討するほうがよいと思います。
 

2015.02.21

曲線を描くフローリング

カーブエイト
 
先日、建材メーカーのADVANさんがカタログを届けてくださいました。その中で一番目を惹かれたのが、このフローリング。普通はフローリングというと、直線上にカットされたものを想像されると思います。ですが、このフローリングはゆるやかな曲線が組み合わさってできています。天然木特有の節や木目の流れに合わせてカットするため、このような曲線になるようです。そのため、カットロスが少なくなるので森林資源を有効に使う自然にやさしいフローリングなんだとか。
 
一般にフローリングは、無垢フローリングと複合フローリングに分けられます。無垢のフローリングは、一枚一枚が本物の木でつくられているのに対して、複合フローリングは合板を基材として、その表面に木を薄くスライスしたものを張り合わせたものになります。このフローリング「カーブエイト」という商品は、複合フローリングの部類になりますが、表面の木の部分にはオーク材の3.2mmと厚めの板が張られています。さらに、その表面は塗装が施されていない無塗装品になるので、自分の好みの色で塗装できる楽しみもあります。
 
実際にこの床材が張ってある部屋に行って、どんな雰囲気になるのか、体験してみたいですね。実際に曲がっていると、部屋の端のほうは張りづらかったりするのかなど、いろんなところが気になりそうです。でも、大きめのお部屋にこのフローリングだと、とてもよい印象になるんじゃないでしょうか。無垢材には無垢材の、複合材には複合材のそれぞれ長所短所があるので、いろいろ検討して決める作業は大変でもあり、楽しみでもありますね。
 

2015.02.20