コルポ建築設計事務所

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和室にも使える椅子

天童木工 松村勝男 アームチェア T-5111WB-ST
 
この椅子は、先日紹介したPESCAと同じデザイナー松村勝男氏による天童木工のアームチェアT-5111WB-STになります。近頃は、いろんなところの和室に椅子とテーブルが置かれるようになってきました。やはり、足腰の負担を考えると畳の上に座るよりもそのほうが僕も楽に感じますので、そういう傾向は多くなるでしょうね。
 
その流れで家の中の和室にも、椅子とテーブルを置こうとされる方も多いのではないでしょうか。そういう時におすすめしたいのが上の椅子になります。この椅子であれば、和室においても、フローロングの部屋においても、どっちでも使える椅子になると思います。和室に置く家具というと、どうしても和の雰囲気になりがちですが、そうすると和室にしか使えなくなってしまいます。長く使うことを考えると、なるべく汎用性の高い家具のほうが使い勝手が良いので、こういう椅子を和室に置いてみるのもよいのではないでしょうか。
 
ただ、前回のPESCAほど懐にやさしいお値段ではないのが残念ですが、それだけの価値はあると思います。
 
T-2001NA-ST 天童木工 サイドテーブル
 
そして、あわせるテーブルは天童木工のこういうテーブルがよいですね。
 

2015.04.29

天童木工 PESCA

天童木工 松村勝男 PESCA
 
ちょっと気になるダイニングチェアを発見しました。山形を代表する企業である天童木工による松村勝男氏デザインの椅子。座りやすく壊れにくいシンプルなつくりで、1982年の発売からわずか4年で1万脚を売り上げたという大ヒットした椅子なんですね。
 
この椅子、なんというかとても日本的な雰囲気がするダイニングチェアではないでしょうか。大きいサイズでもないので、日本の住宅事情にとても合うような気がします。そして、山形は天童木工さんが近いので、修理しながら、末長く使うことができるという点も、うれしいところですね。
 
また、天童木工さんの椅子は張地をいろいろなグレードから選べるようになっております。僕がおすすめしたい張地プランがあります。それは、新婚時代はお金もないし、小さいお子さんがいれば、張地はすぐ汚されてしまいます。なので、子供さんが小さいころまでは、グレードの低いビニールレザーを購入します。そして、汚される心配がなくなってきたら、少し上の布の張地に変更しつつ、模様替えをします。また、少し使い込んできた頃に、さらに上のグレードにして、それを大事に使い続けるというプランです。これで、余裕で30年ぐらい使えそうです。そんな風に愛着をもって、使える椅子になれると思います。グレードの低いビニールレザーで3万円を切っている価格も魅力です。
 
値段が安いのも大事かもしれませんが、末永く使うという前提で家具を選ぶこともおなじくらい大事なことですね。
 

2015.04.27

住宅をつくるモノ

住宅のようなオフィスで働くべし
 
上の言葉は、建築知識ビルダーズの中の伊礼さんの言葉です。私も住宅をメインにやりたいと考えているので、やはりそういうものなんだろうかと、自問自答の日々を送っております。まぁ、私の場合は、住宅のようなオフィスではなく、住宅がオフィスになっておりますが。。。
 
住宅がオフィスになっていると、自分がどんな建物をつくっているのか、体感していただけるので、それが何よりお施主さまの判断材料になるのではないかと思っています。空間はやはり、経験しないと伝わらない部分が多々ありますので。
 
前の事務所を辞めてから、そろそろ2年になろうとしております。今日、はじめて、下の娘からどうしてパパは会社に行かなくなったの?と聞かれました。真面目に答えるべきかどうか、迷っていたら違う話になってしまいましたが、お父さんが家にいるって、やはり何か違うものを感じていたのでしょうね。
 
ちょっと、住宅がオフィスになっていることを考えた日でした。
 

2015.04.23

Essay Table

Essay Table
 
上のテーブルは、おすすめのダイニングテーブルというか、僕が今いちばん欲しいダイニングテーブルになります。
 
家具は一度購入してしまうと壊れたりしない限り、なかなか購入するタイミングってないですよね。だから、とりあえずということで買った家具が、ずっと家の中にあったりということがよくあるんですが。。。なので、家具を購入する際は、いろいろと検討に検討を重ねた上での購入をおすすめしています。わが家にあるダイニングテーブルは、アクタスというメーカーのものをお祝いにいただいて使っておりました。かれこれ、10年程になるのですが、だいぶ天板の表面が傷んできておりまして、そろそろ買い替えかという話が持ち上がっております。
 
そんな状況のなか、探していて見つけたテーブルがこのEssay Tableです。デザインはCecile Manz(セシリエ・マンズ)という1972年生まれのデンマーク出身のデザイナーによるもの。
 
Essay Table
 
一緒に購入した椅子は布貼りの椅子でしたので、子供による落書きやらよごれやらで、座るのがためらわれるほどに汚れていましたので、すでにセブンチェアに買い替えておりました。そこで、このテーブルとセブンチェアの組み合わさった写真を見つけたのですが、それがとてもとてもよい雰囲気でした。上の写真になりますが、どちらの椅子もテーブルもシンプルなのですが、とても存在感があるんですよね。
 
それから、じぶんのダイニングにこのテーブルがあることを妄想しておりますが、なにせ一番小さなW190xD100cmのサイズでも、定価が64万円ぐらいするので、その妄想が現実になる時がくるのかと言った感じですが、ブログに書くのは自由なのでということで書いてみた次第です。買える方は、ぜひ購入してください。そして、見学させていただければと。。。
 

2015.04.21

HEAT20設計ガイドブック

HEAT20 設計ガイドブック
 
ちょっと気になった本があったので購入してみました。その本が上の写真の本で、HEAT20ってなんどうろう?と考えていたのですが、2009年からスタートした「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略称なんだそうです。2009年から、そういう委員会は発足していたんですね。私はまったく知りませんでした。
 
本自体は、見開き1ページごとにまとまっており、とても読みやすい構成になっています。全ページカラーなので、グラフなんかも見やすくてよかったです。設計ガイドブックなので、技術者向けの内容かも知れませんが、全部が全部難しい話ばかりではないので、これから住宅を考えている方も本屋さんなどでペラペラと中を見てみるとよいかもしれません。
 
また、HEAT20のホームページもこちらにありまして、そちらのほうでもいろいろな情報が発信されていくようなので、そちらも合わせてご覧になってみてください。
 

2015.04.09