コルポ建築設計事務所

Eco

暖房が必要な日数は?

一年のうち、どのくらい暖房が必要なのか、漠然とわかってはいても数えたことがある人は少ないのではないでしょうか。山形市で暖房が必要になる日数を数えてみました。暖房日は、平均外気温が10℃下回った日とします。以下がその表になります。ちょっと、小さくて見づらいと思いますので、こちらにPDFのデータも容易しました。
 

 
数えてみてビックリですが、151日ありました。一年が365日なので、一年の4割は暖房が必要な期間になります。
 
「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居(すまひ)は、堪へ難き事なり」。
 
昔は、この吉田兼好の一節が用いられ、住まいは夏を旨とすべし?と言われていました。ですが、こうやって暖房日を数えて見ると、住まいは冬を旨とすべきだとわかります。夏の暑い日は、冬の寒い期間に比べたら、ずっと少ないんですね。この寒い暖房日をいかに少ないエネルギーで快適に暮らすことができるのか。山形で住宅を考えるときには、重要なポイントになります。山形市より寒い新庄市や尾花沢市では、もっと多くの暖房日になると思います。

2017.05.30

株式会社生活クラブエナジー


 
昨日は、山形自然エネルギーネットワークの勉強会に参加してきました。「電気は選べるようになりました!市民のための新しい電力会社」ということで、株式会社生活クラブエナジー代表取締役である半澤さんのレクチャーを受けて来ました。
 

 
とても中身の濃いお話が聞けて、非常に有意義な時間でした。僕なりに生活クラブエナジーに電力を切り替えてみたいと思いましたが、その最大の魅力は上の図にもあるように、「子どもたちに原発のない暮らしを手渡せるという希望がある」という部分だと感じました。国のエネルギー政策は、どうも原発の再稼働ありきの政策になっている部分が納得できません。ですので、自分たちのチカラで状況を変えていくしかないと思うのですが、そうした時にこういう電力会社があるというのは、とても心強いと思います。
 

 
また、上のダムの写真は東根市にある白水川ダムなんですが、生活クラブエナジーではここの水力発電による電気も提供しており、エネルギーの地産地消という観点からも切り替える意味があると感じました。さらに、遊佐町にも太陽光発電計画もあるようです。
 

 
節電と発電はイコールだ、というようなお話も出てきて、生活クラブエネルギーの7原則の最初の項目が省エネルギーを柱としていました。お話を聞きながら、エコ住宅は省エネ性能がとても高いので、太陽光発電などをしていなくても発電してることになるんだなとあらためて思いました。
 
電気の契約は東北電力から変えてないという人が、ほとんどだと思いますが、検討してみるのも良いかもしれません。生活クラブやまがたでは、電気だけの契約もできるようでした。僕も早速変えてみようと思います。
 

2017.02.26

エコ住宅基礎講座

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
 

 
さて本日は、山形エコハウスで開かれた芸工大の三浦先生による「エコ住宅基礎講座」に行って来ました。基礎講座ということで、エコ住宅とは?と漠然としたイメージを持った方々がいらっしゃってたと思います。そういう人たちにどうやって基本的なことを伝えるのか、というところを勉強しに行きました。エコ住宅を省エネ快適健康安全の4つのポイントからわかりやすく説明していただきました。
 

 
説明には原寸大の模型なども使用しながらなので、聞いてる方々もわかりやすかったのではないでしょうか。自分がわかっていると、一般の方がどういうことがわからないのかがわからなくなるので、そういうことを確認できたよい機会になりました。私ももっとわかりやすく説明できるように、さらに考えていければと思います。
 

 
最後には三浦建築の三浦さんより、今月28日に開催される市民セミナーの告知をさせていただきました。今年も、地道にエコ住宅の普及に努めて参ります。なにかわからないことなどありましたら、お気軽にメールいただければと思います。
 

2017.01.07

暮らしが変わる!?省エネ住宅最前線

というタイトルでNHKの「サキどり」という番組があるようです。最新の高性能な省エネ住宅、エコハウス、Q1.0住宅など呼び方はいろいろありますが、関心のある方は是非ご覧になってみてください。私も忘れないよう録画予約しておきました。
 
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2016.05.31

自然素材とは?天井編

葦ベニヤ
 
天井の場合は、基本的には壁編と同じように考えていただいてよいと思います。ただ、天井で使いたい素材もありますので、それを紹介させていただければと思います。写真は葦ベニヤという素材の天井材になります。あまり、聞きなれない言葉かもしれませんが、葦はあのイネ科ヨシ属の多年草の葦になります。「アシ」ともいうらしいのですが、「悪し」に通じるのを嫌って「ヨシ」と言われるようになったようです。
 
この素材は、僕が住宅を建てようとしていた10年程前に、建築家の横内敏人さんが手がけた住宅を雑誌で見かけてから、とても魅力を感じ使ってみたいと思った素材でした。普通は、和風建築の天井材として使う素材ですが、住宅のリビングなどに使われている写真をみると、和風すぎることなく、和風の雰囲気も感じられる空間が広がっているのが、とても魅力的に感じました。ですので、どんな感じになるのか、自分の家でも試してみたという次第です。寝室の天井に使ってみたのですが、なかなかの雰囲気です。ただ、葦に虫がわかないのか、いまだに少し疑問になりますが、たぶん大丈夫だと確信を得たような時期になりました。10年経ちますが、虫は降ってきません。この自然素材シリーズを考えていたら、まさしくこの天井材も自然素材だなと思い、こうして書いている次第です。
 
床・壁・天井と自然素材を見てきましたが、もっと部位ごとに考えられる自然素材はまだまだたくさんありますので、今後少しずつ不定期で書いていきたいと思います。住宅を考えるというのは、すごくたくさんの選択肢から、絞っていく作業でもあるんですよね。素材をいろいろ見ていて、そんなことも感じました。
 

2015.01.28