コルポ建築設計事務所

Book

住まいを読む


 
最近、読んでいる本。NHKこころをよむのテキスト「住まいをよむ」です。箱の家の難波和彦氏によるテキストで、住まいの歴史や役割など、いろんな方面からまさに住まいを読み解くようなテキストになっています。ラジオでの解説付きなので、なんとなく講義を受けているような気持ちにもなるので、楽しく聞けています。気になる方は、ぜひお聞きになってみてください。今はラジオもインターネット経由で聞けたりするので、ほんと便利になりました。空いた時間に聞けるので、こういう勉強もいいですね。

2024.02.07

「断熱」が日本を救う


 
昨日、発売になった「断熱」が日本を救うを早速読んでみました。家の断熱の話から未来の日本につながる話まで、おもしろく一気に読んでしまいました。これから家をどうしようかと考えている人はもちろん、これを読むことで日本の住まい事情がわかるので、ぜひ家をどうしようかと考えている人だけでなく、いろんな人に読んで欲しいと思いました。そうすることで、ほんとに日本が少しずつですが変わると感じられた本でした。
 

 
特に上の言葉が印象に残りました。筋肉もそうですが、たしかに断熱も裏切らないなぁと、私も本当に地味に筋トレを続けているので、刺さったのかもしれません。断熱・気密というローテクだけに、注目されにくのですが、それが未来の日本につながっていると思えたら、そういう住宅に暮らす人々も誇らしくなりますね。
 
私もこういうことを頭で考えていたつもりですが、こうやってきちんと本に書いてあるものを読むことで、やっぱりそうなんだということを再確認できたように思います。これから、この本をどんどん勧めていきます!
 
著者である高橋さんのブログも合わせて読んでみてください。

2024.01.18

G2の家のつくりかた 暮らしかた


 
これからおうちを考える人にはぜひ読んで欲しい。本のタイトルにもあるG2というのは、「HEAT20」が提唱する断熱基準G1・G2・G3のG2になります。やまがた省エネ健康住宅もこの基準にならって、Y-G1・Y-G2・Y-G3という基準になっています。G2ぐらいの断熱基準で家をつくっていれば、本の帯に書いてあるような「なぜ、あなたの家は暖かくならないか?」なんてことにはならないので、私もこのぐらいの性能を推奨しています。
 
やまがた省エネ健康住宅は山形県内の設計者や施工者が対象なので、展示場などでハウスメーカーの住宅選びしている人には情報が届かないんです。このあたり、悩ましいところですが、情報はオープンにされているので、ぜひこの本読んで情報に触れてからいろいろ見てもらえばいいと思います。でも、なかなか皆さん本を読んでからとは考えないのかもしれませんね。
 
やまがた省エネ健康住宅については、こちら
G2の家のつくりかた 暮らしかたのついては、こちらで内容・概要の記載や中身も少し見れます。私もやまがた省エネ健康住宅基準のつくりかたをしていますので、省エネ住宅基礎講座なども関心があればどうぞご参加ください。

2024.01.16

家の寒さが寿命を縮める


 
最近はこういう記事が出てくるようになったので、週刊誌ってスゴいと感じてます。ただ、どの雑誌も部数が伸びてないので、読んでいる人がどれだけいるのかもわかりませんが。
 

 
ただ、やっぱり寒いのは住宅だけじゃなくて、日本の建物全体ですよね。だから、避難所もスゴく寒かったりするわけで。これから建てる建物の断熱性は非常事態も考慮すると、もっとあげないとダメなんだとあらためて感じました。
 
また、記事の中で大きな窓から冷気が入ってくるので、ファンヒーターを部屋の中に向けてではなく、窓に向かって置いて冷気を押し戻すという裏技も紹介されてました。どの程度効果があるのか、わが家でも試してみたいと思います。

2024.01.05

八島正年・八島夕子の本購入


 
先日、購入した住宅建築からの流れで八島正年・八島夕子さんの本を購入。
この本、糸かがり綴じというのでしょうか、きっちり本を見開けるので、とても見やすいです。たぶん、こういうところもこだわってつくられてるのではないでしょうか。
 
これから読んで、しっかり勉強したいと思います。

2023.12.14